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ケロンボ

Author:ケロンボ
広島県在住の自営業。
50倍ズームのコンデジに出会い、
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ケロタン4 風呂屋の凄腕営業

10 19, 2014 | ケロタン

kerofuro0-0.jpg
ケロタン3 約束の品を用意せよ からの続きです


急ごしらえのカエル風呂に、待ち構えていたかのごとく入り始めたケロタン

お尻の先だけ、ちょこんと水にひたした入浴ポーズを眺めているうちに、
「この風呂は、いくら何でも浅すぎたかな……」という気になってきました。

出入りしやすいようにと、植木鉢の受け皿を使ったのですが、
もっと深い入れ物なら、首までたっぷりつかれて、もっと快適なのでは?



kerofuro1-1.jpg

そこでもう一つ用意してみたのが、こちらも既におなじみの、通称「 深い風呂 」。

使わなくなった古いすり鉢に、大きめの石を入れて、小島をつくってみました。
これなら深さも十分だし、その気になれば、泳ぐことだってできます。

とりあえず2つ置いてみて、ケロタンに入りやすい方を選んでもらうことにしました。



kerofuro0-1.jpg
「あっ、それ、新しい風呂なの? ふーん… じゃあ、今日はそっちにしようかな」


翌日、クチナシの枝の上で、くつろぎモードのケロタン
「もしかして、今日はもういないかも…」などと心配していたりしたのですが、
きのう初めてベランダに渡ってきたとは思えないほど、リラックスした様子です。

それにしても、アマガエルってこんな生き物だったかなあ、という疑念は膨らむ一方です。
なんだか、「野良猫にご飯をあげたら居着いてしまった」とか、
そういう話に非常に近いものを感じるのですが―――



kerofuro1-2.jpg
「この風呂すごい! 水がチュルチュル上がってきて、飲みやすいわ~ 」


夕方、あたりが薄暗くなると、ケロタンはさっそく新しい風呂の味見を始めました。

ところがケロタンは、せっかくの深い風呂なのに、
お尻どころか、足の先っちょを水につけただけで、中に入ろうとしません。

ここで初めて「何かおかしい」と思い、ネットで調べてみたところ―――

アマガエルは下腹部の皮膚に、アクアポリンという水を通すタンパク質を持っており、
下半身を水に浸すことによって、水分を吸収することがわかりました。

よく見てみると、ケロタンが水につけた足先の周りから、
すり鉢の細い溝にそって毛細管現象が起こり、水が上がっているのが確認できました。

泳ぎが得意でないアマガエルは、給水の際も、水にあまり深く入りたくないようです。
(暑い日の水浴びや汚れを落としたい時、また個体によってはしっかり浸かることもあります)

その点では、細かな溝があるすり鉢や、ざらざらした質感の鉢受け皿は、
水を表面に含みやすいので、カエルの給水に適していたみたいですね。


――― そして、次の夜。



kerofuro3-1.jpg
「本当だ、こりゃたまらんね! 場所がちょっとわかりにくいから、案内してもらって助かったよ」
「―――でしょ? あっちにもっと大きな風呂もあるからね」


2匹に増えてる!!!

……だ、誰なの、ケロタン…… その小さい深緑色のアマガエルは……


―――さらに、その数日後。



kerofuro2-1.jpg
「ケロタンが宣伝してたのはここかいな。 なかなかエエとこやないの。 なあチビタン? 」
「ウン、人間の浅知恵でつくったにしては、まあまあな風呂だね、オバタン」
※ 当時の写真がないので、翌年の写真で代用しています

――― ま、また別のカエルが来た! 一体どうなってるの!?


オバタンについては、その巨体と特徴的な模様で、既に存在を認識していましたが、
この頃は、チビタンと他のカエルの識別ができず、全部で何匹いるのかわかりませんでした。


ケロタンの営業活動のおかげか、
はたまた、彼らには水の匂いを嗅ぎつける特殊能力があるのか。

即席のカエル風呂は、オープン早々、水を求めるアマガエルたちでにぎわい始めました。



kerofuro1-3.jpg
「なるほど、こっちはこっちで、また別の趣があるな…」
「―――でしょ? 管理人がもっとこまめに掃除してくれたら、言うことないんだけど」


2匹の距離感からして、この深緑のアマガエルは、ケロタンのパートナーだったようです。
当時はチビタンと混同していて、「この小さいカエルはしょっちゅう風呂に入ってるなあ」と思っていました。

体の大きさや、ケロタンの鳴き声を聞いたことがないことから、
ケロタンがメス、小柄な緑のカエルがオスだと思われます。

夜になると、2匹はよく一緒に風呂に入っていましたが、昼間は別行動のようで、
ケロタンのパートナーをベランダで見かけたことはありませんでした。


kerofuro4-1.jpg
「 オバタン&チビタンは入ったし…… 次は誰を連れてこようかな? 」


行き当たりばったりで営業を開始した、アマガエル専用の露天風呂。

そもそもの仕掛け人であり、凄腕の営業ウーマンでもあるケロタンの功績によって、
その後、何匹ものアマガエルたちの喉をうるおす水場となっていったのでした。



5に続きます



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