プロフィール

ケロンボ

Author:ケロンボ
広島県在住の自営業。
50倍ズームのコンデジに出会い、
写真の魅力を再発見中。
音楽、旅行、「刑事コロンボ」が好き。

※当ブログはリンクフリーです
 ご自由にリンクをお張りください

※コンテンツの無断転用はご遠慮ください

最新記事
アマガエル写真集
人気記事の画像をアルバムにまとめました
クリックすると専用ページに移動します
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
人気ブログのランキングサイト
動物写真の人気ブログはこちらから

FC2Blog Ranking

当サイトも参加中です☆
QRコード
QR
当ブログへのお問い合わせ
画像や文章の転用・転載のご希望、 その他お問い合わせ、ご感想等が ございましたら、下記のメールフォームよりご連絡下さい。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

広告
サントリーウエルネスオンライン

スポンサーサイト

-- --, -- | スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウスバキトンボと木蓮

08 04, 2014 | その他の生き物

usubakitonbo1.jpg
モクレンの若葉の裏に、ウスバキトンボがとまっていました。

体の割に大きな翅(はね)と、オレンジがかった黄褐色の細い胴体、
そして、物にぶら下がるようなとまり方が特徴です。
体長は5cm弱、翅を広げた開長は10cm弱。


一見、赤く色づく前のアカトンボのようですが、
ウスバキトンボは赤くはなりません。
せいぜい、このくらいのオレンジ色までです。


お盆のころに、群れ飛ぶ姿がよく見られるので、
精霊(ショウリョウ)トンボ盆トンボなどとも呼ばれます。
「ご先祖の霊を運んでくるから、捕まえてはいけない」というような
言い伝えを聞いたことがある方もいるかもしれません。



usubakitonbo2.jpg
ウスバキトンボは、南方で冬越しする熱帯系のトンボです。
幼虫(ヤゴ)の越冬には、4度以上の水温が必要なので、
日本では九州以北での越冬ができません。

毎年、気温の上昇とともに、季節風に乗って海を渡り、
沖縄や、さらに南の島々から、世代交代を繰り返しながら北上して、
秋口には北海道まで到達します。

大きな翅と、細く軽い体のバランスは、
長距離飛行用のグライダーとして発達させてきたものです。



usubakitonbo3.jpg

では、冬になると、熱帯系のウスバキトンボはどうするのでしょうか?

暖かさを求めて、再び南下するのかと思いきや―――
実は、北上したウスバキトンボの群れは、寒さの到来とともに死滅してしまいます。

そして南方に残った個体の子孫たちが、
また次の年、同じように世代交代しながら北を目指します。


まるで滅びに向かって突き進むかのような行動ですが、
ウスバキトンボの餌となる、稲の害虫ウンカも、
全く同じようなタイミングとルートで、決死の北上を繰り返します。



tsubame1.jpg
そして、ウスバキトンボもまた、
同じコースで移動するツバメたちの大切な餌となります。
ツバメはそこで死滅せず、子育ての後、南方地域へ戻っていくわけですが―――


地球規模での大きな命のサイクルから見れば、
無意味な命、無駄な行動なんて、存在しないのかもしれない。

一匹のトンボの姿に、ふと、そんなことを考えさせられました。



ご訪問ありがとうございます クリックして頂けると、励みになります!


コメント・ご意見はこちらから 拍手のみでも嬉しいです!
スポンサーサイト

« おかしな二匹 1 勝敗のゆくえ »

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。