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Author:ケロンボ
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アマガエルの脱皮の仕組みは?

06 24, 2015 | アマガエルの生態

150624-1.jpg

このたびの更新は、アマガエルの脱皮についての考察です。

アマガエルの脱皮については、今まで2度ほど記事にさせていただきました。

今回の記事は、昨年のオフシーズンにアップしそこねていたもので、
脱皮前によく見られる表皮の質感の変化を、
昨年、ベランダ内で撮影したチビタンの写真と動画でご覧いただきながら、
アマガエルの脱皮の仕組みに迫ってみたいと思います。


150624-2.jpg

こちらは2014年6月26日、午前8時37分チビタンです。
( 関連カテゴリ : チビタン )

繁殖シーズンの最中で、どことなく精悍な顔つきをしています。
前夜、エサをたらふく食べたと見えて、体型は精悍とは言いがたいですが―――

皮膚の表面には、人間の肌に似た細かな溝や盛り上がりがあり、
光を反射しない、マット(つや消し)な質感です。

これがアマガエルの皮膚のノーマルな状態です。


この時期、八重咲きのクチナシが満開で、ベランダは甘い香りに包まれていました。



150624-3.jpg

午前11時36分
チビタンの肌に、薄く油をぬったような光沢が出始めました。



――― ここで、脱皮のメカニズムに関する豆知識をひとつ。

カエルやヘビが脱皮する時、古い皮がきれいに剥がれるのは一体どういう仕組みなのか?
そんな疑問をお持ちになった方はいらっしゃるのではないでしょうか。


情報サイト「 All About 」 の爬虫類・両生類カテゴリに掲載されている、
『 健康のバロメータ! 脱皮 』 ( 執筆:星野 一三雄氏 ) という記事によると―――

カエルの皮膚には、私たち人間と同じく、硬質のタンパク質である 「 ケラチン 」 が含まれます。

表皮の一番外側には、このケラチンでできた角質層があり、
それが物理的な衝撃や有害な紫外線などから、下にある真皮を守っています。

人間の場合、ケラチンの分泌は絶えることなく継続的に行われていますが、
カエルやイモリなどの両生類、そしてトカゲ・ヘビ等の爬虫類は、
このケラチンの分泌に休眠期間があるらしいのです。

体内でケラチンを分泌したり、休んだりすることによって、
両生類や爬虫類の皮膚は、ケラチンの層がシート状に積み重ねられた状態になります。
パイ生地とか、バームクーヘンなんかを思い浮かべていただければ、
わかりやすいかもしれませんね。

このような皮膚構造のため、あたかも服を着替えるように、
一番上の角質層だけをきれいに脱ぎ捨てることができるというわけです。


150624-4.jpg
午後2時25分
今まさに咲こうとしているクチナシの花に、チビタンがよじ登っていました。

「 くく、苦しい…… どいて…… どいてえェェーーー!」という
花の叫びが聞こえてきそうですが―――


チビタンの皮膚の表面は、ビニールの膜のようにテカテカと光り、
午前中に見られたような、細かな凸凹模様(肌理=きめ)が消えているのがわかります。

いかなるメカニズムでこういった変化が起きるのかは不明ですが、
皮膚の一番上の角質層と、次の層との間に、少量の体液を送り込んで、
古い皮と新しい皮の隙間を広げて脱ぎやすくしているのかな?と想像しています。



150624-5.jpg
午後2時26分
前の写真の1分後、横に回り込んで撮影したものです。

体もテカテカですが、顔もなんだか突っ張った感じで、仮面みたいに見えますね。
この辺で、あれ? 脱皮するのかな? と気づいたのですが、
まだもう少し先だろうと踏んで、ほんの5~6分、目を離したところ………

まさに、その間にチビタンは脱皮をしていたらしく、
あっと気づいたときにはもう最終盤で、前足の皮を残すのみでした。


何とか撮影できた最後の部分だけですが、以下の動画でご覧ください。




※ 大きな画面でご覧になりたい場合は、画面上部のタイトルをクリックして、YouTubeの動画ページでご覧ください。

今回は体勢が悪かったのか、左前足の皮が引っかかってしまったようで、
しきりに口で引っ張って、ガジガジと噛むようにして飲み込んでいます。

新しい皮膚の表面は、水で濡れたようにヌラヌラと光っています。
これを見ると、古い皮と新しい皮の間に体液をためて、
隙間を広げてから脱皮するのではないかという推測がやはり正しいように思えてきます。


アマガエルの脱皮については、ぜひ以下の記事もあわせてご覧くださると嬉しいです。
「 アマガエルは脱皮して、その皮を食べる? 」
「 アマガエルの脱皮動画 その1 」


150624-6.jpg
ちなみに最初と最後の写真は、この脱皮動画からちょうど1年後、今年6月上旬チビタンです。

うちの庭でチビタンを観察し始めてから、もう今年で4年目。
去年よりも体が一回り大きくなって、面構えにも貫禄のようなものが出てきました。
今年は1~2歳の若いアマガエルたちがベランダに何匹もやってくるようになり、
彼を初めとするベテラン勢は、基本的にモクレンやサンシュユなどの庭木で過ごしています。

ただいま繁殖シーズンまっただ中で、半月以上も姿を確認できていませんが、
また元気な顔でベランダにやってきてくれることを願っています。



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