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ケロンボ

Author:ケロンボ
広島県在住の自営業。
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冬の嵐

12 18, 2014 | 日々の出来事

141218-1.jpg

今シーズン最強の寒波襲来で、全国各地で暴風・大雪のニュースが相次いでいます。

拙ブログをご覧くださる皆様のお住まいの地域でも、
大変厳しい冷え込みとなっているのではないでしょうか。

こちら広島県南東部は、幸いにも雪の影響はなかったのですが、
やはり今年一番の冷え込みで、ベランダに出したままのアマガエル風呂には、
午後になっても、厚い氷が張ったままです。


名古屋市郊外にある実家の兄からは、「ここは雪国か」と見まごうような、
一面真っ白な雪景色の携帯写真が送られてきました。

降雪量が多い、高波や風の被害が大きいといった地域の皆様は、
大変難儀をされていることと拝察いたします。
外出や雪かきの際には、くれぐれも足元にお気をつけて、落雪などにも十分にご注意ください。



141218-2.jpg

初夏に、カエルたちの居場所になる植物をふやそうとして、
最寄りのホームセンターで入手していた、この白花のアンスリウム


購入後、「直射日光に極端に弱い」と書かれた説明書に気づき、
しばらく室内で鑑賞していたのですが、だんだん元気がなくなってきてしまい―――

ベランダ内のアルミフェンスごしに日光が当たる場所に出したところ、
新しい葉をぐんぐん伸ばし、10月末ぐらいから花芽も上がってきました。



141218-4.jpg

11月初めに室内に取り込んでから、かたく巻いたツボミが徐々に開きはじめ、
現在、光沢のある純白の花を3輪咲かせています。

アンスリウムの花は、ツボミを確認してから開くまでに1カ月以上もかかり、
また開いてからも、花びら(仏炎苞)穂(肉穂花序)がじわじわと大きくなります。
開花しきった後は、苞の色が葉と同じ緑へと徐々に変わっていき、
そのまま数カ月も鑑賞できるという、大変花持ちのいい植物です。


置き場所の問題か、茎や葉の形状が好みでなかったのか、
今シーズンは、アマガエルたちの寝床としては利用されなかったのですが、
大事に育てて、また来シーズンもベランダに出してみたいと思います。



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アマガエルの脱皮動画 その1

12 15, 2014 | アマガエルの生態

前回の記事では、アマガエルの脱皮について、連続写真でご覧いただきました。
(参照:「アマガエルは脱皮して、その皮を食べる?」)
今度は、実際の脱皮の様子を、短い動画もあわせてご紹介いたします。


141215-1.jpg

チャン♪  チャン♪  チャン♪  チャラ チャララ~ン ♪ 
(劇的ビフォーアフターのテーマ曲 「 匠 ~TAKUMI~」 )


ここは広島県南東部、周りを田んぼにかこまれた築10年ほどの住宅。
その小さな庭に、ある問題を抱えたカエルがおりました。

生まれて4~5年目と推定されるオスのアマガエル、チビタン


このカエルが抱える問題、それは―――――



なんと、「 体がゴミだらけ 」 だったのです……!




141215-2.jpg
「 ええ、そうなんですよ、どこもかしこもゴミだらけで………… って、やかましいわ!」

……だって、本当にゴミまみれじゃないか。
背中の上の綿くずみたいなもの、それ何なの? 砂粒もいっぱいつけてさ。
たまに泥汚れはあっても、チビタンは基本的にきれい好きだと思ってたのに。



ここは地上4メートルほどの、ハクモクレンの葉っぱの上。

梅雨の晴れ間の蒸し暑い午後、南からの風が吹き始め、
葉のつけ根にうずくまったチビタンは、モクレンの枝ごとゆらゆら揺られています。




141215-3.jpg
「………ゴミぐらい別に問題ないよ。 今から脱皮して、すぐきれいになるんだから」

えっ、そうなの? じゃあ、ちょっと動画で撮らせてもらおうかな。
……でも、そこはなんかゴミ溜まりみたいだなあ。 せっかく撮るなら、きれいな場所がいいんだけど。



「 それが人間の浅知恵ってもんですよ。  この茶色い棒みたいなの、何だか知ってる?」

モクレンの枝に良くくっついてる、ひからびた殻みたいなやつだよね? 名前なんかあるの?



「 ったく、無知な人間はこれだから……………( ベリベリベリ! バリバリバリッ!)

あっ、ちょっ、チビタン! まだ用意してないから、待って! ちょっと待って!!



―――そんなこんなで、撮影の用意が間に合わず、
残念ながら、脱皮の後半部分だけなのですが、ここから先は動画でご覧ください。

※ モクレンの枝が風で揺さぶられ、画面が時折大きく揺れます。 酔いやすい方はご注意ください。




※ 大きな画面でご覧になりたい場合は、画面上部のタイトルをクリックして、YouTubeの動画ページでご覧ください。


チビタンの脱皮スタイルは、上の動画で見られるとおり、両手を器用に使ったスピーディーなものです。

腹に空気をため、脇腹を波打つように動かして、体をくねらせながら、
前足で頭の後ろから皮をたぐり寄せ、口をあけて飲み込んでいきます。


脱皮の仕方は個体によって違うのですが、うちのベランダに来るアマガエルの中では、
チビタンオジタンが、この前足で皮をたぐり寄せるスタイルです。

先に脱皮の記事でご紹介したオバタン、そしてトビタン初代ケロタンは、
ほとんど手を使わず、口の開閉と体をくねらせる動作が主体になります。


また、同じ個体でも、その時々で、脱皮中の動作は少しずつ変わるようです。
前足の皮が引っかかって脱ぎにくい時など、ムキになって口で引っ張ったりする様子は、
必死な当事者には気の毒ですが、なんともユーモラスで、思わず吹き出しそうになってしまいます。



141215-4.jpg
「 どうよ? この内側から光り輝くような、ホコリひとつないボディーの美しさは 」

おお、まさに使用前使用後だね!
脱皮前とほぼ同じ姿勢だから、一皮むけて、きれいになったのがよくわかるよ。

―――ところで、その茶色い皮みたいなものが何だって?


「 これはモクレンの若芽を包んでた托葉(たくよう)っていって、葉の脱皮殻みたいなもんだよ。
 その上に座ってるってことは、『 今からここで脱皮しますよ』 って看板出してるも同然じゃない?」


はあ…… ゴミ溜まりにそんな深い意味があったとは……
説明を聞いた今も、全くもって信じられないよ。 単なる出まかせじゃないのかな。



――――― あれ? 今ふと思ったんだけど…………
チビタン、もしかして、体についてた色んなゴミ、皮と一緒に食べちゃったんじゃないの?




141215-5.jpg
「 …………まあっ、なぁーんということでしょう!
  匠の手によって、ゴミだらけの皮は玉のような美肌に生まれ変わりました!……っと」


あからさまに無視か…… やっぱり食べたんだな…… ゴミも一緒に……


脱皮後のアマガエルは、数分~数十分、そのままの姿勢でじっとしていることが多いです。
この日のチビタンは20分ほど休憩してから、葉の上をのそのそ動き始めました。
 
脱皮前にはテカテカして突っ張った感じだった皮膚が、
肌理(きめ)の整ったみずみずしさを取り戻しているのが見てとれます。



141215-6.jpg
「…………ねえ、さっきのゴミついてる写真、消去しといてくれない?」

いやいや、これは貴重な記録写真だから、そのご要望には応じられません。
せっかく動画も撮れたんだし、皆さんにきちんとご覧いただかないと、もったいないよ。 ―― ね?

「………………………」



続いて、脱皮前によく見られる皮膚の変化を、時系列的にご紹介してみたいと思います。




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アマガエルは脱皮して、その皮を食べる?

12 11, 2014 | アマガエルの生態

オフシーズンの更新第1弾は、アマガエルの脱皮についてです。

カエル好きで、その生態に詳しい方々には当然の知識かもしれませんが、
「アマガエルが脱皮する」、しかも「その皮を食べる」と聞くと、
普通の人は、きっと驚くのではないかと思います。


カエルやイモリなどの両生類は、脱皮を行い、
脱いだ皮膚を自分で食べてしまうという特徴を持っています。

脱皮によって成長する昆虫やエビ・カニなどの節足動物とは違い、
両生類の脱皮は成長とは無関係で、また頻繁に行われます。


両生類は皮膚呼吸をしていますが、
古くなって角質化した皮膚は、酸素の透過性が悪くなります。
したがって、頻繁に脱皮し、皮膚を更新することで、
常にやわらかい、呼吸しやすい肌の状態を保っているんですね。


このたびモデル画像を撮らせてくれたのは、「アマガエルの糞」 の回に引き続き、
体長4.5cmの巨体を誇るメスのアマガエル、オバタンです。
(参照:「アマガエルの糞ってどんなもの?」)

オバタンがうちのベランダ周辺をねぐらにし始めて、はや5年。
現在は庭のどこかで冬眠中なので、以下は今年7月に撮影した写真です。



141211-1.jpg
「…………オバタンのスリム&ビューティー ヨガ教室へおいでやす~
 きょうは美容に効果的でスムーズな皮の脱ぎ方&食べ方をご覧にいれたるでェ……」



おっと、既に準備動作が始まっているようですね。

脱皮前のアマガエルは、体をやや低くして、じっと一所にうずくまります。
この時、皮膚の表面がロウを塗ったようにテカテカしてくることが多いのですが、
普段とあまり変化のないまま脱皮を始める場合もあります。

脱皮の時間帯は午後がほとんどで、15時以降が多いです。
夏場ベランダで寝ているアマガエルたちに良くあるパターンは、
15~17時ぐらいに脱皮した後、30分ぐらい休んで排便し、
それから入浴(水分補給)して、暗くなってから餌取りに出かけるという感じです。



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「ハイッ、まずは『 怒れる猫のポーズ』 から!
 腕を突っ張り、背中を丸めて息を吸い、腹を思いっきりふくらまして、 フーーーッ!!」



脱皮の初期段階に見られる、特徴的なこのポーズ。

手足を縮めた体勢でうずくまり、皮膚をある程度渇かしておいてから、
一気に前足を伸ばし、背中を高く丸めることで、
皮膚を前後・上下方向に強く引っ張り、表皮に亀裂を入れているようです。

※ 追記 体が水に濡れた状態で脱皮を始めるアマガエルもいるので、
       皮膚表面の乾燥については、脱皮のしやすさに関係がなさそうです。



141211-3.jpg
「尻のへんから、ベリッと皮が破れる感じがしたら、すかさず口を軽くあけてや~」

脱皮ではがれる皮膚は、とても薄くて見えにくいのですが、
背中の盛り上がりの後ろや口の端あたりに、透明なラップのような皮膚のたるみが確認できます。



141211-4.jpg
「ほっぺの周りにたるんだ皮を、すかさず口の端でくわえて、『 獲物をねらう猫のポーズ』 や!
 尻は浮かせ気味で、体を左右にくねらして、挑発的な女豹みたいな感じで!」


猫? 女豹? ……「 もじもじする雌牛」 にしか見えないんだけど……


アマガエルの脱皮の周期は、個体や環境によって様々らしいのですが、
私が観察した限りでは、気温が高い時期ほど頻繁で、
真夏にベランダで見かけるアマガエルたちは、ほぼ毎日脱皮していました。
気温の低下とともに、2~3日に一度、1週間に一度、半月に一度と、
目撃頻度が下がっていくので、代謝の度合いによるのだと思います。



141211-5.jpg
「 続いて、『 ティッシュを口で引き抜く猫のポーズ』ね!
 クネクネは継続しつつ、首を左右に振って、皮をぐいっと引き抜く感じで飲み込んでや~」


次も猫? ティッシュを引き抜くとか、無理やりっぽくない?


それはともかく、この写真、脇腹から口元に向かって皮が引っ張られる様子がよくわかりますね。


両生類が脱皮した皮を食べる理由については、
研究例がほとんどないそうなのですが、大きく分けて2つの仮説があるようです。

まず1つ目は、「生存に必要な栄養素を確保するため」

もし頻繁に脱皮して、その皮を体外に捨てるとなると、
その分の栄養素・カロリーを、毎日の食餌で補給しなければなりません。
もちろん脱皮以外にも、日常生活や繁殖活動を行うわけですから、
一体どれだけ食べればいいんだ! ということになってしまいます。
そこで、脱皮した皮膚をその都度食べて、
栄養失調を防いでいるのではないかということです。



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「ハイ、お次は 『 毛玉を吐き出す猫のポーズ』!
 口を大きく開けると、皮がズルッと動いて、スムーズに飲み込めるで~ カーーーーーッ!!」


また猫か…… どうせ次もなんだろうな……


両生類が脱皮した皮を食べる理由について、
2つ目の仮説は、「天敵から自分の痕跡を隠すため」だそうです。

脱皮した皮を残しておくと、カエルを捕食するヘビ等に居場所を知られるので、
証拠隠滅のために食べてしまうというのですが―――

こちらについては、ちょっと同意しかねる部分があるんですよね。
なぜなら、彼らは自分の居場所の周りで、平気で糞をするからです。
アマガエルの糞は体格の割に大きくて目立ち、ちょっとやそっとの雨では流れません。
乾燥するとカチカチに硬くなり、1カ月以上も原型を保っていることもしばしばです。
脱皮の痕跡を隠す用心深さがあるなら、先にこっちを何とかしそうなもんじゃないかと。



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「皮を飲み込むときは、『 ゴクリ……と生つばを飲む錨のポーズ』 やね!
 ………………ゴクリ…………」


やっぱり猫か――― って、え? よく見ると、猫じゃなくて、い、錨(いかり)? 意味がわからない!


ちなみに、両生類の脱皮と、その皮を食べる理由については、
Ask a Naturalist.com という英語サイトで勉強させていただきました。
生物に関する素朴な疑問に、生物学者の方が直接回答してくれるQ&Aサイトです。

「なぜカエルやおたまじゃくしは脱皮した皮を食べるのか?」
Why do frogs and toads eat their shed skin?

飲み物は何にするか聞かれて、
「アイ・アム・ア・コーヒー」と答えるハイレベルな語学力を持つ私ですから、
この程度の英語であれば、お茶の子さいさい、ちょちょいのちょいです。
いや~、Google翻訳って、本当に便利なもんですね!



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「あとは適当に、『 ティッシュ』 と『 毛玉』 と『 生つば』 を繰り返してや! カーーーーッ!!」

ティッシュと毛玉と生つば…… とても美容にいいポーズの名前とは思えない……


脱皮中のアマガエルは、目玉をぴょこぴょこ引っ込めて、
皮をスムーズに滑らせたり、飲んだ皮を喉の奥に押し込んだりしています。



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「口の端から飲み込む皮がなくなったら、脱皮終了やね(キリッ)
 ウチは手をほとんど使わへんけど、チビタンは『 顔を洗う猫のポーズ 』で、ちゃちゃっと手早く済ませるねん。
 あれはあれで、男らしゅうてカッコエエね!」


チビタンの脱皮は、確かに両手でわしゃわしゃーっとせっかちな感じだけど、
あれはアマガエル的にカッコイイんだ? へえー。


脱皮開始から終了までの時間は、平均して約5分
ひたすら口で皮を引っ張るオバタンに対し、
チビタンは、前足で皮をたぐり寄せるような動作を頻繁に行って、3分程度で終了します。

チビタンの脱皮については短い動画があるので、次回ご紹介してみたいと思います。



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「……なあ、こんなんでエエのん? 今回、文字ばっかりで、絵ヅラ的にあんまり面白うないやん」

ああっ、オバタン、そんな身もふたもないことを………!
いいんだよ、説明記事なんだから、面白くなくても、わかりやすければ。

「脱皮写真なら、アレがあるやん。 ホラ、あの雨の日のアクロバットなやつ」

あれはオバタンが張り切りすぎて、ノーマルな脱皮の見本写真から逸脱しちゃったんだよ。
でも、お蔵入りには惜しいお宝画像だから、また近々公開させてもらおうかな。



―――ということで、チビタンの動画と、オバタンの脱皮(オーバーアクション編)に続きます。
( チビタンの脱皮 : 「 アマガエルの脱皮動画 その1 」)




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トビタンの決断

12 01, 2014 | 日々の出来事

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いよいよ本日から師走。 今年も残すところ1カ月となりました。


ここ広島県南部では、11月の後半は暖かい日が多く、日中は20度を超えることも度々でした。
しかし天気予報によると、今週からは気温がぐっと急降下するとのこと。
師走突入とともに、季節は本格的な冬を迎えそうです。

それを見越してか、一足先に冬眠場所へ移動したチビタンに対して、
トビタンはその後もベランダにとどまり、
落ち着かない様子で、金のなる木と、チェリーセージの鉢の穴ぼこを往復し続けていたのですが―――


チビタンが去って3日目の11月25日、トビタンがちょっと気になる行動を見せました。



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「えーと…… お尻を安定させて、あとは……… アゴを葉っぱに乗っけるんだっけ?」

―――なんだ、トビタン、クチナシの木にいたのか!

金のなる木にも、あの穴ぼこにもいないから、
チビタンを追っかけて、下に降りちゃったのかと思ったよ。


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「よし、これで完璧! ――― チビタンさんの指導の成果、いかがですか?」

うん、たしかに完璧。 ただし、「完璧に間違っている」 という意味で。

チビタンは、「枝にしっかりつかまって、緑色になれ」 って言ってたのであって、
「アゴを葉っぱに乗せろ」 なんて、ひとことも言ってないと思うんだけど。
(参照:「トビタンのベランダ生活」)


それはともかく、トビタンのその姿勢、何かに似てるんだよな……

――― あっ、思い出した! 「 視力検査の機械をのぞいてる人 」だ!



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「チビタンさん、オバタンさん…… みんなもう戻ってこないのかな……」

あのー、もしもーし。 トビタン? 人の話、聞いてる?



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「………(ガサゴソ)………(ガサゴソ)………」

ちょっと、トビタン、どこ行くの。 おーい! トビタンってば。


この日のトビタンは、いつにも増して落ち着きがなく、クチナシの茂みの中を動き回っていました。
そして、隣に置いてあるポトスの鉢植えの方に近づいていくと―――



141201-6.jpg
「…………よいしょ…………」

ポトスの鉢なんか覗き込んじゃって、珍しいね。 向こうに移りたいのかな?
トビタンがポトスの鉢にいるところ、一度見てみたいと思ってたんだよな。



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「……いえ、別に移りたいわけじゃなくて…… 何でもないです」

あれ? 何か急に元気がなくなっちゃった?

――― もしかして、誰かいないか探してたのかな。


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トビタンが覗き込んでいたのは、チビタンがポトスの鉢にいる時の定位置。

冬眠場所に移動したチビタンが、今年最後までいたところです。
(参照:「ここが正念場」)


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「 ふぅー………」

トビタンは所在なさげに、クチナシの枝から枝へと伝い歩き―――


141201-10.jpg
「 はぁーーー………………」


最終的に、ポトスの鉢を見下ろす枝の上で丸くなり、じっと動かなくなりました。

葉っぱの濃い緑色に対して、時間の経過とともに白さを増していく肌の色。
先輩の熱血指導や、地道な自己研鑽にもかかわらず、
トビタンの擬態テクニックは、あんまり向上していないみたいです。
このあたりは、来シーズンに期待したいところですね。


クチナシの葉にうずくまるトビタンの白い体から、いつもと違う、かすかな緊張感が漂っています。

ベランダから姿を消す前日のチビタンの行動や雰囲気と似ているので、
「もしかしたら、トビタンも……」と思いつつ見守るうちに、日は暮れてゆき―――



141201-11.jpg
「 『足の付け根まで、しっかり水につかる』、と。 ……こうかな?」
(参照:「常連メンバーの近況」)


その夜、ベランダの深い風呂にトビタンの姿がありました。

トビタンはいつもカラスの行水で、水にひたすのはせいぜい足先ぐらい。
5~10分程度で、さっさと吸水を終えてしまうのが常です。

ところがこの日は、ご覧のとおり胸までたっぷりつかった格好で、
限界まで水をたくわえようとするかのように、2時間近くも風呂に入り続けていました。

ピンポン球のように丸く膨らんでいくお腹を見ながら、
これはもう通常の行動ではないなと、かすかな予感が確信に変わっていきました。



141201-12.jpg

――― そして翌日、11月26日の朝。

チビタンに後れること4日目、トビタンが冬越しのためにベランダを去りました。
チェリーセージの鉢の穴ぼこを覗いても、その背中はありません。

7月に初めて出入りしてから、トビタンのお気に入りだった、苔に囲まれた穴ぼこ。
(参照:「ベランダの新人 1」)

やはり冬眠場所としては、日当たりが良すぎて落ち着かなかったんでしょうね。
ここで冬越ししてくれるといいなあと期待もしていましたが、
最近の不安げな様子が気がかりだったので、正直、ホッとする気持ちの方が大きいです。


141201-13.jpg

この穴ぼこは結果的に、冬眠直前の準備キャンプというか、予行演習場になったわけですが―――
そのおかげで、トビタンのユニークな写真をたくさん撮らせてもらえました。

 ありがとう、トビタン。
 チビタンや他のみんなと合流できていればいいね。
 安心できて、ぐっすり眠れる場所で、春まで無事に過ごせますように。


かくして、ベランダの常連ガエルたちは全員冬眠場所に移動し、
我が家の庭で、アマガエルの姿を見かけることはなくなりました。


これをもって、今シーズンのリアルタイムでの観察レポートは、ひとまず終了いたします。
更新にお付き合いくださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。

マイペースなカエルたちの一挙手一投足に一喜一憂するブログ主を、
温かくお見守りくださった方々、コメントや拍手で激励くださった皆様、
本当にありがとうございました。


今後は少し更新ペースが落ちるかもしれませんが、
未掲載写真をもとにした記事や、生態についての考察、ケロタンシリーズの続編等、
引き続きアップしていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。



――― おやすみ、みんな、良い夢を。 また来年の春、ここで会えると信じているよ。




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