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ケロンボ

Author:ケロンボ
広島県在住の自営業。
50倍ズームのコンデジに出会い、
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音楽、旅行、「刑事コロンボ」が好き。

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君去りし後

11 25, 2014 | 日々の出来事

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2014年の小雪(しょうせつ)は11月22日。

二十四節気で、「雨が雪に変わる」というこの日、
うちのベランダから、アマガエルのチビタンが姿を消しました。
25日現在も、戻ってくる様子がないので、
本格的な越冬のため、冬眠場所に移動したものと思われます。

遠くのものを見据えるかのような、前日の引き締まった表情は、
冬越しにのぞむチビタンの決意をあらわしていたのかもしれません。



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ここ半月以上、昼は観葉植物の鉢植えの中でまどろみ、夜には風呂に入って、
11月下旬になっても、ベランダに滞在し続けていたチビタントビタン

願わくば、このまま2匹とも、ベランダのどこかで冬眠してくれないものか―――

そんな淡い期待もありましたが、彼らには彼らなりの考えや事情があるようです。


そもそも、アマガエルたちの春~秋の保養所として賑わっていても、
これまで一度も越冬場所に使われたことのない、うちのベランダ。
南向きで日当たりが良く、冬眠するには暖かすぎるのではないかと感じていたので、
「やはりそうか」と納得する気持ちもあったりします。


そうなってくると、少々心配なのが、凸凹コンビの片割れのトビタンです。

相変わらず、穴ぼこと金のなる木を行き来していますが、大丈夫なんでしょうか?



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「……チビタンさん、もう帰ってこないんですかね……」

そうだねえ、今月いっぱいは暖かさが残りそうだけど……
このタイミングで下に降りたってことは、去年までの冬眠場所に行ったんだろうから、
今年はもう戻らないんじゃないかな。

――― チビタンは何か言ってなかった?



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「今年はちょっと気候がおかしいみたいだから気をつけろっていうのと、
 やっぱりあの穴ぼこは暖かすぎて寝にくいんじゃないか、
 ヤバイと思ったら、さっさと見切りつけて移動しなよって……」


ああ、やっぱりそうなんだ。
今年このあたりは、気温の低下が去年より1カ月も遅めだからね。

それにしても、そのトビタンの水色っぽいグレーの肌色、
寒々しくて寂しそうで、なんだか哀れを誘うなあ。


トビタンは本当に大丈夫だろうかと案じつつ、
少し時間をおいて、再び金のなる木を覗いてみたところ……


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「よし、体も温まったし、今日もまたチャレンジするぞ!」

あれっ、トビタン、急にやる気出しちゃって、どうしたんだよ。
肌の青みもなくなって、別人(別蛙)みたいに見えるよ。


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「 穴ぼこへの新しい近道を覚えたんですよ。 この葉っぱから南南西方向にジャンプすれば―――」

その節は、植木鉢を勝手に動かしちゃって、混乱させて悪かったね。
ふむふむ、いつもセージの木の手前から回り込んでたけど、奥側に降りるようにしたんだな。


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「そうそう! これだと、穴ぼこのすぐ目の前に着地できるんです」

おお、本当だ!


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「……よし、何も入ってないな」

――― こうして歩いてるのを久しぶりに見たけど、トビタン、ちょっと痩せすぎてない?


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「そうですか? 冬眠準備モードに入ってから長いので、確かに少々空腹ですが……」

ここ数日は特に暖かくて、また蚊や蝿みたいな昆虫が出てきてるから、
いったん食べたり飲んだりして、態勢を立て直した方がいいんじゃないかなあ。


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「 大丈夫ですよ! もし駄目そうだったら、また出てきますので」

うんうん、わかってるんだ。
トビタンの 「大丈夫です(キリッ)」 に、何の根拠もないことは……


―――案の定、そのわずか2~3時間後。

穴ぼこの奥に背中が見えないので、まさかと思って金のなる木を見てみたら―――



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「 ウ゛ェーーー! (バリバリバリ!)」

……………………

……うん、まあね。 確かに、穴の中で脱皮はしにくいよね。


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「 あ…… すみません、やっぱりちょっとお腹すいたんで」

え、ちょっ、それで自分の皮食べてるの!? マジで!!??



ますます今後が気がかりになってしまう、天然マイペースのトビタンでした。




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ここが正念場

11 21, 2014 | 日々の出来事

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「 いいかげん冬眠しなくて大丈夫なの?」 と、
当ブログをご覧くださる方々からも心配の声が寄せられ始めた、
アマガエルのチビタントビタン

チビタンは、クチナシとポトスの鉢植えを行ったり来たりしながら、
天気が悪い時は、湿った鉢土の上でウトウトとまどろんだり、
晴れた日には、日当たりの良い場所でひなたぼっこしたりしています。


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「……日が射してきたな。 ヨシ、今日も日光浴するか」

ポトスの鉢で一晩過ごしたチビタン

ここの南東の隅っこがお気に入りのようで、
ポトスの鉢にいる時は、この付近で寝ていることが多いです。


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「……どっこいしょ……」

似たようなお尻の写真ばかり撮っている気がしますが―――

餌が少なくなっても、やつれた様子はなく、ほどよくムッチリして頼もしい後ろ姿ですね。


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「よいしょ…… 今度は泥をつかまないようにしないと……」 (参照:「小春日和の功罪」)

そうそう、あれはかなり間抜けな格好だったからね。


鉢のふちに立ち上がって葉っぱによじ登る、チビタンのこのポーズ。
ちなみに、前から見ると、どんな感じかというと―――


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こちらは今年の7月に撮影したチビタン

昼食のうどんをすすりながら、部屋の中からふとベランダに目をやると、
今まさにクチナシによじ登ろうとするチビタンと目が合いました。

とっさに窓越しでシャッターを切ったので、色合いが変ですが、
得意げな表情と、金太郎みたいな太短い体型が、なんともチビタンらしい一枚です。


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「今週末までは暖かそうだな。 問題はその後か……」

予報では、来週いっぱいはそこそこ暖かいみたいだけど、どうかなあ。
冬眠場所に移るなら、来週までに動いた方が無難かもしれないね。


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「………………」


いつになく真剣な様子で、何かを見極めようとするかのような顔つきのチビタン
じっと同じ姿勢のまま、フェンスごしの日射しを鼻先に浴びていました。


チビタンは生まれて4年目以上なので、冬眠は少なくとも今年で4回目です。

一方、冬眠は今年で2回目と思われる、新人トビタンはというと―――



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「なんかちょっとフライングだったみたいで…… 暑くて喉が渇いちゃったんですよね」


先週、チェリーセージの鉢の穴ぼこで冬眠に入ったはずが、
寝ぼけ顔で「金のなる木」に復帰して、ブログ主を大いに脱力させてくれたトビタン



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「 Zzzz…… Zzzz…… Zzzz…… 」


あの後、いつの間にか、再び穴ぼこに潜り込んでいました。

「何だよ、びっくりさせて…… あらためて、おやすみ、トビタン」
穴の底の背中に、そう声をかけておいたのですが―――



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「あのー… チビタンさん…… まだ寝ないんですか……」


翌日、泥だらけの体で、また起きてきてしまいました。

気温が下がりきらないこの時期は、
本格的な冬眠まで、こうやって何度か寝起きを繰り返すのかもしれません。

天気予報では、今月末まで気温があまり下がらないようですが、
なるべく体力の消耗を抑えて、無事に冬眠できることを祈るばかりです。


がんばれ、チビタントビタン。 ここが踏ん張り所だよ。



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小春日和の功罪

11 19, 2014 | 日々の出来事

先週、トビタンがチェリーセージの鉢の穴ぼこで冬眠に入ってから、
クチナシやポトスの鉢植えで、独りのんびりくつろいでいるチビタン

ここ1週間ほど、冷え込みがさほど厳しくなかったとはいえ、
気温は徐々に低下しており、アマガエルの餌になりそうな虫の姿もほとんど見かけません。

チビタンは去年・一昨年のこの時期、オバタンと一緒に行動していたので、
彼女がいないと、冬眠のタイミングや場所がわからないのでは?


―――そんな懸念が心にムクムクふくらみ始めた、初冬の朝。



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「………………」

…………チビタン……?
もしかして、し、死んでる……!?


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「………………」

ぎゃー! チビタン!!
しっかりして!! 死なないで!!!


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「――――― んあ? ……もう朝?」

チビタ……  あれ? 動いてる?


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「 (むくり) ……誰か呼んだ?」

あー…… びっくりした……
凍え死んだのかと思って、大声出しちゃったよ。

フランダースの犬か、マッチ売りの少女みたいな姿勢で寄っかかってるから、
てっきり天に召されたかと―――



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「……どっこらしょ…… このくらいの寒さで死ぬわけないでしょ」

えっ、そうなの?
だってトビタンはとっくに冬眠したし、
チビタンだって、去年や一昨年はもっと早く冬眠場所に移動してたよね?



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「……よっこいしょ…… それが人間の浅知恵ってもんですよ。
 こういうのは日付じゃなくて、短期・中長期の気温予測に基づいて行動しないと」


お尻にも脚にも泥いっぱいくっつけて、何えらそうなこと言ってんだか……

さっきの姿勢は、どう見ても、
寒さしのぎにお尻から泥に潜ろうとしたけど、地面がかたくて力尽きたって感じだったなあ。


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「…………ふう、今日もまだ日中はあったかくなりそうだな……」

チビタン、今、露骨に聞こえないフリしただろ……



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「いや、真面目な話、まだ気温が下がりきってないんだってば。
 だから、トビタンだって、いったん穴ぼこから―――」


ちょ、チビタン、手に何持ってんの?



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「―――え? 手が何?」

あはは、チビタンの右手、泥を握りしめてるよ!
葉っぱか何かをつかんでるつもりかもしれないけど―――お尻にくっついてた、土の塊かな。



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「…………(あ、ホントだ)……(ポイッ)」

あっ、投げ捨てた……!


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「右手はちゃんと葉っぱにつかまってますよ? 目でも悪いんじゃないの?」

うん、そうだね。
わかっていたんだ、チビタンの性格は。


ん? そういえば今、トビタンがどうとか言ってなかった?


ふと気になって、トビタンが入っているはずの穴ぼこを覗いてみると―――



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なんか…… 穴の底に、土が見えるんですけど……


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「………………」

え?


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「………………」

えええ~~~~~~!



微妙に下がりきらない気温が眠りの妨げになったのか?
寝ぼけまなこのトビタンが、金のなる木にしがみついていました。

この凸凹コンビに、まだしばらく振り回されそうな気がします。



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トビタン冬眠す?

11 15, 2014 | トビタン

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「あ~ やっと明るくなったよ…… ここの風呂、部屋から漏れる明かりがないと、暗くて不気味なんだよね」


12日夜、3泊4日の帰省を終えて自宅に戻ると、
ベランダの深い風呂に、チビタンが入ろうとしていました。

帰省中にみんな冬眠してしまうのではないかと思っていたので、
元気な顔が見られて大変嬉しいのですが―――

ここ広島県南部でも、気温が急激に下がっている中、
そろそろ冬眠態勢に入らないとマズイんじゃないでしょうか?


明くる13日の朝。
「もうみんな移動したかな……」と、ベランダを覗いてみたら―――



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「……僕はあそこで予約済みなんで…… ええ、夏に…… じゃあチビタンさんは……」

えっ、トビタンもまだいるの!?

ポトスの鉢に向かって伸びているクチナシの葉っぱに、トビタンの姿がありました。
相変わらず色白ですが、これも冬越し準備の一環なんでしょうか。



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「それで問題ないんじゃない? ……うん、きっと大丈夫…… だと思うよ…… たぶん……」


トビタンがいる枝のほぼ真下、ポトスの鉢の地面にチビタンがうずくまっています。
この2匹がこんなに近くにいるのは初めてのことですが、
冬眠を前に、秘密の相談でもしているみたいに見えますね。


朝の気温は7.4度。
トビタンチビタンも、その後は大した動きがなく、
今日は夜までこのままだろうと思っていたのですが―――



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昼食後、日が射して、少し暖かくなったベランダをふと見ると、
トビタンがクチナシから降りて、少し離れたところへ移動していました。

チェリーセージの鉢の受け皿に乗り、金のなる木を見上げています。


―――また金のなる木に登りたいのかな?
(参照:「金のなる木とトビタン」)



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予想どおり、トビタンは金のなる木にスルスルと登っていったのですが、
この日はそれにとどまらず、隣のチェリーセージの鉢を覗き込むと―――


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「―――えいやっ! 早く早く…… 体が動くうちに移動しないと……」

緑のコケの上に勢いよく飛び降りました。

アマガエルが特に活発になる春~夏ならともかく、
明るい日中に、こんな大胆に活動する様子はあまり見かけません。


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「えーと…… この古いセージの根元から、南南西に真っ直ぐ進んで―――」

えらい真剣な顔つきだけど、何やってんの、トビタン?


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「2本立ってる小さいセージの間を抜けたら、その先に見えてくる、と―――」

見えてくる? 何が?


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「――――――――― んっ!?」

………………え?


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「な………… ない……っ!!!」

な、何が……!?


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「 なななな何で!? どどどどどどどうして!!??」

ちょ、ちょっと、落ち着いて、トビタン! 何がないの? 一体どうしたんだよ?


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「そんなバカな…… 信じられない…… 今から別の場所を探すなんて……」

別の場所? さっぱり意味がわからないんだけど―――


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「もしかして下に落っこちた? いや、まさか…… 穴が落ちるわけないし」

―――あっ、「 穴 」って、あれのことか! 


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7月の記録的な猛暑日に、トビタンが逃げ込んでた、あの穴ぼこか……
(参照:「ベランダの新人 1」)

ごめんごめん、あの穴ぼこ、埋めたわけじゃなくて、位置が変わってるんだよ。
こないだその辺を掃除した時に、鉢の向きを少し変えたんだ。
反時計回りに、30度ぐらい回しただけなんだけど―――


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「反時計回りに30度…… じゃあ、真南のちょっと東寄り……」

そうそう、そのままもう少し歩いてみてよ。


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「―――あっ! あった!!」

そうか、良かった。 でも、その穴がどうかしたの?


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「フー… おどかさないでくださいよ。 ……どうかしたかって、冬眠するに決まってるじゃないですか」

ええっ、そこで冬眠すんの!? もっとちゃんとした所の方がいいんじゃない?


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「チビタンさんも『大丈夫』って保証してくれたし、問題ないですよ。
 ……だいたい夏の時点で、『 トビタン、そこで冬眠するんだね』って言ってくれましたよね? 」


いや、あれは冗談だってば! それに、チビタンの「大丈夫」は適当なんだから……
とにかく、そんな狭くて浅い穴で冬眠はムリだよ、絶対に。


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「部屋の拡張工事は済んでますから、ご心配なく。 ……それでは、おやすみなさい」

お、おやすみ…… って、ホントに寝るの?


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「(ゴソゴソ…… モゾモゾ……)」

本当だ! 本当に穴が深くなってる!

最近、トビタンが入った後の風呂が泥だらけだと思ってたら、
夜の間に、穴掘り作業にいそしんでいたんだな……


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「……………… Zzzz…… Zzzz……」


あとには、ふわふわした緑色のコケが、冬の日射しに照らされているばかり。

まさに潜っていく瞬間を、たまたま目撃していなければ、
この鉢の中にトビタンが埋まっているなんて、想像もできません。
いやはや、シーズン最終盤にきて、予想外の展開を迎えてしまいました。

トビタンがこのまま春まで冬眠するのか、
それとも急激な冷え込みによる一時的な避難なのかわかりませんが、
しばらく注意して見守ってみたいと思います。



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立冬もすぎて……

11 08, 2014 | 日々の出来事

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4日の夜更け、もうそろそろ寝ようかなと思いながら、
何の気なしにカーテンを開けて、外を見たところ……

ベランダフェンスの手すりに、チビタンが乗っかっていました。

寒くなり始めてから、うち周辺のアマガエルは皆、似たような枯れ葉色になってしまったので、
よくよく見ないと、誰が誰だか判別できません。


 「チビタン、1週間ぶりぐらいかな? もう寝るけど、ゆっくり風呂に入ってってね。
  たまにはベランダで寝て、写真撮らせてくれると嬉しいんだけどなあ……」


手すりの上で、こっちを見ているチビタンに声をかけた、その翌朝。



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「すごい……! あんな体勢で寝られるなんて……!」


前回の記事でご紹介したように、「金のなる木」に移動したトビタン
その視線の先をたどってみると―――



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「……むぐっ…… むぐぐぐ……」


前日までトビタンがねぐらにしていたクチナシの鉢植えに、元宿主のチビタンの姿がありました。
何だかちょっと不自然な姿勢に見えるんですが―――



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「ふんぐっ! ……ふんぐぐぐぐ……!」

チビタン、そこ、体の下に、枝も葉も何もないんじゃないの?
両手とお尻だけで全体重を支えてるみたいだけど、何でまた、そんな変な寝方を……

だいたい、トビタンに何て言って、居場所を変わってもらったの?
まあ、チビタンが考えそうなことはわかるけど。

 「トビタン、その白い色、3枚先の田んぼからも見えるって評判だよ!
 色調整が上手くいってないみたいだから、とりあえず「金のなる木」に移ったら?
 うんうん、そっちの方がずっと目立たないよ。
 それから、君の寝顔おかしいよ。 ちょっと指導してあげるから、そこで見ててね」


―――みたいな感じかな。



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「……なんで知ってんの? トビタン、何か言ってた?」

うわっ! いつの間に、植木鉢のふちに降りたんだ……
―――いや、何も聞いてないけど、だいたい想像はつくよ。 長いつき合いなんだから。



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「 フーン…… そう……」

チビタン、その角度からの上目づかい、なかなか可愛いよ!
妖怪 『 ヨモギだんご 』 みたいな感じで。

「―――――それ、褒め言葉?」

も、もちろん……!


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「じゃあ、こんな感じは?」

おっ、出たな! 妖怪 『 鈴カステラ 』! こっちも捨てがたいキュートさだね。


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「……なんで頭に全部 「妖怪」ってつくのかわからないけど…… まあ、いいや」


ベランダにやってくると、チビタンは日に数度、喉袋をふくらませて鳴きます。

湿度の上昇や、他のカエルの行動や物音と無関係に鳴くことも多いので、
縄張りを主張しているのかな?と感じます。

単に、寝ボケているのかもしれませんが―――


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「………………」

一方、サンシュユの木にいるときは、
「フェッフェッフェッフェッ」とカン高い声で鳴きまくっていたトビタン

ベランダに上がってきてからは大人しいもので、
チビタンが近くで鳴いても無反応で、ピクリとも動きません。

いかにトビタンが元気盛りで、体格も良くなったとはいえ、
ベランダでの序列は、まだまだチビタンの方が上なのかもしれません。



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「 ほら、トビタン、見て! 寝てる時のまぶたは、開けてもこのぐらいまで!
 眼球はきちんと引っ込めて、カバー(瞬膜)で覆って、むき出しにしちゃダメ!
 今の時期けっこう乾燥してるから、油断すると目ん玉カピカピになっちゃうよ!
 ……ったく、何であんな恐ろしいクセがついたのか……」

(参照:「ベランダの怪人」)

何だかんだ言いつつ、実は面倒見がいいんだよね、チビタン。

チビタンは次の日も、全く同じようにクチナシの鉢のふちで一日過ごし―――



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「ふむふむ…… そういえば、僕も前はああやって寝てたような……」



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「こっちはこっちで居心地いいんだよな…… 寒い日は土の上があったかいし」

そのまた次の日、チビタンは隣にあるポトスの鉢に移動して―――



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「ケーッケッケッケッ…… 恨めしや~……」

チビタン、自分でも妖怪じみてる自覚があるんだよね?


日が暮れると、こっそり鉢から出てきて―――



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「フー…… 今年もここの風呂にはたくさん入ったなあ」

悠々と風呂に浸かり―――



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「……さてと、トビタンはもう大丈夫みたいだから、オバタンの様子を見に行かなくちゃ!」


冬の訪れを告げる立冬の夜、チビタンは再びどこへともなく出かけていきました。



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「むにゃむにゃ……これでどうですか…… Zzzz…… Zzzz……」

ベランダに一匹残ったトビタン、今度はちゃんと目が閉じられてます。
………色合わせの方がまた微妙になってるのはご愛敬かな?


ここ数日暖かかったとはいえ、立冬もすぎ、暦の上ではもう冬ですね。
今月に入ってから、オバタンの姿を見かけていないので、
もしかすると、彼女は一足先に冬眠に入っているのかもしれません。

チビタントビタンもそろそろではないかと思いますが、そんな中、
9日から12日まで、私の実家(名古屋)に帰省することになりました。
彼らの今年最後の元気な姿を見送れないかもしれないのが残念ですが、
冬越し中の無事と、皆そろって再会できることを祈りつつ、行ってまいります。

留守中にくださったコメントのお返事は帰宅後にさせていただきますので、ご容赦ください。
何とぞよろしくお願いいたします!



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「金のなる木」とトビタン

11 05, 2014 | トビタン

きょうの広島県南東部は、最低気温9度、
最高気温は20度近くまで上がり、暖かい一日でした。

台風20号の接近もあり、南から暖かい空気が流れ込みやすくなるので、
これから数日は、気温もそれほど下がらないようです。

庭のアマガエルたちの冬眠も、まだ少し先になりそうですね。


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さて、昨日の記事「ベランダの怪人」において、
黒い肌と金色に光る目玉で、見る者を恐怖に凍りつかせたトビタン
(参照:「ベランダの怪人」)

今朝はクチナシの鉢植えに姿が見えないなと思ったら、
先日ちょっと寝床にしていた、別の観葉植物の中に隠れていました。



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「フフッ…… この完璧な色合わせ、どうですか?」

そうだね、サバンナで獲物を狙うホワイトタイガーみたいで、凄くカッコイイよ。
トラはサバンナにいないし、擬態として成功してるとは言いがたいけど。

とにかく、トビタンが緑色に戻る気がないことだけは良くわかったよ……



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この丸く分厚い葉っぱの鉢植えは、南アフリカ原産の多肉植物。

正式名はベンケイソウ科・クラッスラ属の「フチベニベンケイ」、和名で「花月」。
これはその中でも、黄色がかった斑が入る「黄金花月」という種類です。

一般には、「金のなる木」という俗称の方がおなじみですよね。



141105-4.jpg

前にも少し書きましたが、この鉢植えは今年の5月、
ベランダをねぐらにしていたオジタン用に買ってきたものでした。

アマガエルの寝床に向きそうだという理由だけで選んだのですが、
こうして見ると、モダンな雰囲気で、とても撮影映えする植物ですね。


ちなみに、私が「アマガエルが好きそうだな」と思う観葉植物はこんな感じです。

 ・ 葉が緑色で、十分な幅があり、極端な凹凸やトゲがない
 ・ 葉にある程度の厚みと固さがあり、カエルが乗ってもへたらない
 ・ 幹や枝がしっかりしていて、風に強い
  (ツル性植物は支柱があればOK)
 ・ アマガエルが冬眠する11月半ばまで葉が落ちず、屋外管理できる

うちのベランダでいうと、クチナシ、ポトス、アジサイ、そしてこの「金のなる木」。
広いスペースがあって、風が少し防げれば、
クッカバラやモンステラ、セロームなんかも良いかもしれません。



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「濃度調整完了! ……これでいかがですか?」

―――あれ? 模様を薄くしたら、ぐっと目立たなくて、いい感じだね。

そのカフェオレみたいなベージュは、ちゃんと擬態になってるよ。
少なくとも、クチナシにいる時よりは、ずっといい。

「そう? じゃあ、やっぱりアドバイスどおりだったんだ……」

アドバイスって、誰の?


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「誰って、それはもちろん―――」

そういえば、トビタンは、なんでまた「金のなる木」に移ってたんだっけ?



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「ま……眩しい……! 急にカーテン開けたら、眩しいってば!」


トビタンの行動の背後には、きのうの夜更け、
ベランダにひょっこり現れた、このお方の存在があったようです。



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ベランダの怪人

11 04, 2014 | トビタン

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10月半ばに、庭のサンシュユの木から移動して、
ベランダのクチナシの鉢植えを寝床にしている、アマガエルのトビタン

サンシュユの木にいる間は、明るいグリーン~深緑色だったのが、
クチナシに移ってから、なぜか体の色を完全に変えてしまい、
白~黒(こげ茶)という極端な色ばかりになりました。

クチナシは常緑なので、緑のままでも良さそうなものですが……
季節的なものなのか、はたまた別の理由があるのか。


このトビタン、体の色の変化が異常に素早く、
またそれによって、同じカエルと思えないほどルックスが変わるので、
眺めていて飽きません。


クチナシの枝の上から、株元にいるアリを見つけて、降りてこようとしているトビタン

最初はご覧のとおり、白っぽい肌色をしていたのですが―――



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「美味しそうなアリだ! 冬眠前の貴重なエサ、逃すまじ!」

降り始めてすぐに、体の色が茶色っぽく変化しだして―――


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「待て待てーっ! ―――(ジャンプ!)」

地面に飛び降りたときには、もうこんなに濃いカーキブラウンです。


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「……く……口の中がジャリジャリして……鼻もムズムズする……」

うん、今、アリと一緒に、小石まで飲み込んだのが見えたよ。
鼻の穴にホコリも入ったみたいだね。


初めの白っぽい色から、この黒っぽい焦げ茶になるまで、わずか3分程度。
普通のアマガエルの体色変化は、もっとずっとゆっくりで、数十分~数時間単位です。


トビタンはこの後、大暴れしながら、両手で口の中の石を掻き出していました。



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そして、トビタンの変身ぶりの極めつけがこちらです。

朝はご覧の通り、ほぼ白に近いクリーム色でした。

アマガエルの瞳孔(目の黒い部分)は横長で、前後方向に視野が広いらしいのですが、
トビタンの場合、虹彩(金色の部分)にタテ方向の亀裂が目立ち、
黒目が十字に見えるという特徴があります。

トビタンのキラキラッとしたイケメン顔は、この目の印象も大きいのかもしれないな……

などと思いつつ、午後になって、もう一度覗いてみると―――



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「Zzzz……」

………ト…………トビタン?



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「Zzzz…… Zzzz……」

―――いや、もしかして……お前は―――!


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「Zzzz…… Zzzz…… Zzzz……」

つ、ついに正体をあらわしたな、怪人ケロンガー!!!

「フェーッフェッフェッフェッ!」



撮影する手が思わずブルブル震えるほど、恐ろしい寝顔のトビタンでした。

熟睡して瞳孔が閉じても、うっすら残ったままのタテ線が……もう怖すぎ。



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