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ケロンボ

Author:ケロンボ
広島県在住の自営業。
50倍ズームのコンデジに出会い、
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音楽、旅行、「刑事コロンボ」が好き。

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ケロタン1 こっちの水は甘いぞ

09 30, 2014 | ケロタン

kerotan1.jpg

このブログのカテゴリの中に、
いまだご紹介していないアマガエルの名前があったことに、
もしかしたらお気づきの方もいらっしゃったかもしれません。

その名は、「ケロタン」

私が今のようにアマガエルに愛着を持って観察するようになったのも、
ベランダにカエル用の風呂を用意するようになったのも、
2012年の夏、このケロタンとの出会いがきっかけでした。

当時は、今ほど撮影に熱中しておらず、
ちょっとした記録程度の写真しか撮っていないのですが、
皆様にご紹介しつつ、少し昔話をさせていただこうと思います。



kerotan2.jpg

2012年、7月下旬のある日。

ベランダから外を見ていると、少し離れたモクレンの葉っぱの上で、
一匹のアマガエルが、大あくびをしているのを見つけました。


―――今なら、「ああ、脱皮しているんだな」と気づくわけですが……

当時はアマガエルについての知識が皆無だったので、
「カエルがあくびをするなんて!」とひたすら驚き、興奮しました。


そして、真夏の日射しをガンガン浴びながら、
口をパクパクさせているアマガエルが、なんとなく気の毒になって、
ベランダに転がっていた霧吹きに水を入れ、ピュッピュッと吹きかけたのでした。



kerotan3.jpg
「―――おっ、何だ何だ!」


あくびしていたアマガエルは、霧吹きの水に驚いて、
葉っぱのふちから身を乗り出し、こっちを覗き込んでいます。

そのビックリまなこと、葉っぱをつかんだ細い指が、
なんともユーモラスで愛らしく、思わず吹き出してしまいました。


「 おーい、そこは暑いんじゃないの? ベランダに渡ってきたら、もっと水飲ませてあげるよ!」


そう声をかけてみたところ―――



kerotan4-1.jpg
「ホント? 疑わしいなぁ……」

何とも言えない表情で、しばらく横目でこちらをうかがってから……



kerotan4-2.jpg

くるりとお尻を向けて、寝てしまいました。


―――アマガエルって、なんて表情豊かで面白い生き物なんだろうか。


私にそう思わせてくれた、モクレンの葉っぱの上の出会いでした。



2に続きます



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ケロタン2 人語を解すカエル

10 05, 2014 | ケロタン

kerotan5-0.jpg

ケロタン1 こっちの水は甘いぞ からの続きです

灼熱の太陽の下、モクレンの葉っぱに座って、あくびをしていたアマガエル

「ベランダに渡ってきたら、水を飲ませてあげるよ」などと冗談を言いながら、
霧吹きの水をかけた、その翌朝。



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ベランダフェンスの柱の陰に、何やら緑色のものが……

あれは、もしかして、もしかすると―――



kerotan5-2.jpg
「どうも。 昨日、お招きにあずかったアマガエルです」


いや、まさか本当に来るとは…… こんな展開は考えてなかったんだけど……
―――っていうか、昨日のカエルなの? 本当に? なんか大きくない?


ツヤツヤした黄緑色のアマガエルは、体長3.5~4cm弱で、立派な大人の体格。
モクレンの葉の上で見たときのちんまりした印象とは違って、意外に迫力がありました。



kerotan5-3.jpg
クチナシの鉢植えのすぐ後ろにあるアルミフェンスの柱は、
その後、チビタントビタンを初め、他のアマガエルにも人気の寝場所となったところです。

しかし、この当時は、なにぶん初めてのことで勝手がわからず、
「そんなに狭くて垂直なところは、居心地が悪くないか?」 としか思えませんでした。



そこで、また何気なく、

「そんなところに張りついてると疲れるよ。 クチナシの葉っぱで休んだら?」

そう声をかけてから、とりあえず部屋に戻り、仕事を始めようとしたところ―――



kerotan6-1.jpg
「クチナシってどれ? この葉っぱ?」


窓ガラスごしに振り返ると、アマガエルは柱の角にしがみつき、
今にもジャンプしそうな姿勢で、クチナシの鉢植えをじっと見つめていました。

今まで柱にぴったりくっついていたはずなのに……
もしかして、このカエル、本当に人の言葉がわかるのか!?

思わずそんな妄想にとらわれてしまったほど、タイムリーな行動でした。



kerotan6-2.jpg
「ふむ、なかなかイイ感じの茂みかも」


アマガエルは、フェンスの柱から ピョーン!と跳躍して、クチナシに飛びつきました。
その軽々とした身のこなし、意外に直線的でスピードのあるジャンプは、お見事の一言。

この辺、窓ガラスごしなので、モヤッとした写真ですみません。



kerotan6-3.jpg
「……ここでいいかな。 あ、お約束の品は夕方で結構ですから。 Zzz……Zzz……」


クチナシに降りたアマガエルは、ゴソゴソと枝の間を移動し、
大きめの葉っぱにしがみついて、そのまま動かなくなりました。

さっきまで、ライトグリーン一色だった背中に、
うっすらと細かい模様が浮き出ています。



―――ん? 『 お約束の品 』?



3に続きます



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ケロタン3 約束の品を用意せよ

10 08, 2014 | ケロタン

kerotan7-1.jpg

ケロタン2 人語を解すカエル からの続きです

モクレンの葉の上で声をかけた時は、クールな態度だったにも関わらず、
翌朝、当然のような顔でベランダにあらわれたアマガエル

 「もっと水を飲ませてあげるよ」 と声をかけたわけだから、
 『約束の品』っていうのは、やっぱり…… …… だよね?

アマガエルはぐっすり寝ているらしく、午後になってもピクリとも動きません。



「―――ね、このカエル、どうするの? 水って、どうやって飲ませるの?」

昨日からの経緯を面白がって見ていた妻が、興味津々で聞いてきました。

「カエルとの約束って、絶対破れないんだよ~。
 『 カエルの王様 』っていう童話、知ってる?
 一国のお姫様でも、カエルと同じお皿でご飯食べたりしたんだから。
 あー、こんな約束して、守れなかったらどうなるんだろ… なんか怖いわあ…
 だいたい、いっつも適当なことばっかり言って―――」


途中から、単なる私への文句になってきたので、耳にフタをして、
取り急ぎ、約束の品を提供する方法を考えることにしました。


もう日が傾き始めていて、タイムリミットの夕方まで、少ししかありません。



kerotan7-2.jpg

―――そんなこんなで、ベランダに転がっているもので急きょ作成したのが、
このブログをご覧の皆様には既におなじみの、このカエル風呂

とにかく暑いので、水風呂で涼んでもらうついでに、
喉が渇いていれば、そこからご自由にどうぞ……という、
セルフドリンク方式です。

ちなみに、この当時は、アマガエルが下半身の皮膚から吸水するなんて想像だにせず、
ゴクゴクするか、ペロペロするかして、口から水を飲むんだろうと思っていました。


寄せ集めの材料ですが、一応、それなりの工夫はしてみました。

まず、浅い方が出入りしやすそうなので、大きめの鉢受け皿をメイン材料に。

次に、好みの深さが選べるように、色んな大きさの砂利やビー玉を配置。

そして、何か障害物があった方が安心するかな?ということで、
小型の植木鉢をふせて置き、身を隠すための小さな山をつくりました。



kerotan7-3.jpg
「Zzz……Zzz……ムニャムニャ……Zzz……」

「お待たせしました! 『約束の品』、ご用意しましたよ」


葉っぱにぶら下がったアマガエルに声をかけましたが、特に反応はありません。

―――まあ、そんなにダイレクトに反応があったら、逆に怖いけどね……

がっかり半分・安心半分で、タバコ休憩していると、血相を変えた妻が走ってきました。


「早く来て! ケロタンがお風呂に入ってる!!」

(ケロタンって何? 勝手に適当な名前をつけないでくれよ…)

文句を言うヒマもなく、慌てて部屋に戻り、窓ごしにベランダを見てみると―――



kerotan8-1.jpg
「……ウン、なかなかイケるわ、この水。 後ろの植木鉢がちょっと汚いのがイヤだけど」

―――――――――――!!!


「ほんとだ! ほんとに入ってる……」
「すごいね! ケロタン賢いね!」
「ああ、賢い… ケロタンは賢いなあ……」


衝撃のあまり思考がマヒして、うっかり「ケロタン」という安易な呼称を承認してしまいました。

うち周辺のアマガエルのネーミング、「 ○○タン 」シリーズ誕生の瞬間でした。



kerotan8-2.jpg

ひときわ深みを増した体の色、思慮深げなまなざし、そっと重ねられた長い指。

窓ごしに見るケロタンの横顔は、神々しいまでの気品に満ちています。


―――アマガエルって、こんな生きものだったっけ?


どこにでもいる緑のカエルが、まるで未知の生物のように感じられて、
私はその横顔にしばし見とれていました。



4に続きます



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ケロタン4 風呂屋の凄腕営業

10 19, 2014 | ケロタン

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ケロタン3 約束の品を用意せよ からの続きです


急ごしらえのカエル風呂に、待ち構えていたかのごとく入り始めたケロタン

お尻の先だけ、ちょこんと水にひたした入浴ポーズを眺めているうちに、
「この風呂は、いくら何でも浅すぎたかな……」という気になってきました。

出入りしやすいようにと、植木鉢の受け皿を使ったのですが、
もっと深い入れ物なら、首までたっぷりつかれて、もっと快適なのでは?



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そこでもう一つ用意してみたのが、こちらも既におなじみの、通称「 深い風呂 」。

使わなくなった古いすり鉢に、大きめの石を入れて、小島をつくってみました。
これなら深さも十分だし、その気になれば、泳ぐことだってできます。

とりあえず2つ置いてみて、ケロタンに入りやすい方を選んでもらうことにしました。



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「あっ、それ、新しい風呂なの? ふーん… じゃあ、今日はそっちにしようかな」


翌日、クチナシの枝の上で、くつろぎモードのケロタン
「もしかして、今日はもういないかも…」などと心配していたりしたのですが、
きのう初めてベランダに渡ってきたとは思えないほど、リラックスした様子です。

それにしても、アマガエルってこんな生き物だったかなあ、という疑念は膨らむ一方です。
なんだか、「野良猫にご飯をあげたら居着いてしまった」とか、
そういう話に非常に近いものを感じるのですが―――



kerofuro1-2.jpg
「この風呂すごい! 水がチュルチュル上がってきて、飲みやすいわ~ 」


夕方、あたりが薄暗くなると、ケロタンはさっそく新しい風呂の味見を始めました。

ところがケロタンは、せっかくの深い風呂なのに、
お尻どころか、足の先っちょを水につけただけで、中に入ろうとしません。

ここで初めて「何かおかしい」と思い、ネットで調べてみたところ―――

アマガエルは下腹部の皮膚に、アクアポリンという水を通すタンパク質を持っており、
下半身を水に浸すことによって、水分を吸収することがわかりました。

よく見てみると、ケロタンが水につけた足先の周りから、
すり鉢の細い溝にそって毛細管現象が起こり、水が上がっているのが確認できました。

泳ぎが得意でないアマガエルは、給水の際も、水にあまり深く入りたくないようです。
(暑い日の水浴びや汚れを落としたい時、また個体によってはしっかり浸かることもあります)

その点では、細かな溝があるすり鉢や、ざらざらした質感の鉢受け皿は、
水を表面に含みやすいので、カエルの給水に適していたみたいですね。


――― そして、次の夜。



kerofuro3-1.jpg
「本当だ、こりゃたまらんね! 場所がちょっとわかりにくいから、案内してもらって助かったよ」
「―――でしょ? あっちにもっと大きな風呂もあるからね」


2匹に増えてる!!!

……だ、誰なの、ケロタン…… その小さい深緑色のアマガエルは……


―――さらに、その数日後。



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「ケロタンが宣伝してたのはここかいな。 なかなかエエとこやないの。 なあチビタン? 」
「ウン、人間の浅知恵でつくったにしては、まあまあな風呂だね、オバタン」
※ 当時の写真がないので、翌年の写真で代用しています

――― ま、また別のカエルが来た! 一体どうなってるの!?


オバタンについては、その巨体と特徴的な模様で、既に存在を認識していましたが、
この頃は、チビタンと他のカエルの識別ができず、全部で何匹いるのかわかりませんでした。


ケロタンの営業活動のおかげか、
はたまた、彼らには水の匂いを嗅ぎつける特殊能力があるのか。

即席のカエル風呂は、オープン早々、水を求めるアマガエルたちでにぎわい始めました。



kerofuro1-3.jpg
「なるほど、こっちはこっちで、また別の趣があるな…」
「―――でしょ? 管理人がもっとこまめに掃除してくれたら、言うことないんだけど」


2匹の距離感からして、この深緑のアマガエルは、ケロタンのパートナーだったようです。
当時はチビタンと混同していて、「この小さいカエルはしょっちゅう風呂に入ってるなあ」と思っていました。

体の大きさや、ケロタンの鳴き声を聞いたことがないことから、
ケロタンがメス、小柄な緑のカエルがオスだと思われます。

夜になると、2匹はよく一緒に風呂に入っていましたが、昼間は別行動のようで、
ケロタンのパートナーをベランダで見かけたことはありませんでした。


kerofuro4-1.jpg
「 オバタン&チビタンは入ったし…… 次は誰を連れてこようかな? 」


行き当たりばったりで営業を開始した、アマガエル専用の露天風呂。

そもそもの仕掛け人であり、凄腕の営業ウーマンでもあるケロタンの功績によって、
その後、何匹ものアマガエルたちの喉をうるおす水場となっていったのでした。



5に続きます



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