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ケロンボ

Author:ケロンボ
広島県在住の自営業。
50倍ズームのコンデジに出会い、
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誰ですか? 3匹目

05 20, 2015 | シロタン

150520-1.jpg

ジロタン登場の衝撃の余韻さめやらぬ、5月上旬のある夜更け。
( 参考カテゴリ : 「 ジロタン 」 )
ベランダに面した掃き出し窓の上の方に、このような物体が張りついていました。


 「 …………… これ誰? 」
 「 モグタンかと思ったら、ちょっと小さすぎるんだよな。 新人さんみたいだね 」


かぼそい手足で窓ガラスをペタペタと這い回り、次々と羽虫をたいらげていく、小さなアマガエル

妻が定規を持ってきたので、窓の裏から測ってみたところ、体長は2.5cm
モグタンよりもさらに小柄な、昨年生まれと思われる個体です。
(参考カテゴリ: 「 モグタン 」 )

このままベランダにとどまって、日中じっくり観察させてもらえればと思ったのですが、
残念ながら、翌朝には姿が見当たりませんでした。



―――――――― そして、その夜。



150520-2.jpg
「 どうですか? ここでの生活、そろそろ慣れましたか? 」
「 エ? まだ来たばっかだから…… でも、ご飯もお風呂もあって好きかな 」
「 それは良かった! 今日は無口じゃないんですね? けっこう話しやすくて安心しましたよ~」
「 前に喋ったことあったかなぁ ……… そんなに話しやすい? (/// ω ///) 」

――――― トビタン、言っとくけどね。 それ、モグタンじゃないよ?


トビタン(左)と一緒に深い風呂に入っているのは、恐らく昨夜のアマガエルです。
( 参考カテゴリ : 「 トビタン 」 )

未成熟なアマガエルは、つるっとした緑一色の個体が多いですが、
このカエルは薄い茶色の混じった体色で、背中や足にもしっかり模様が出ています。



150520-3.jpg
「 なんかイイ人かも…… すごいイケメンだし、背も高いし 」


この小さなアマガエルは、いったん風呂から上がったものの、
その場から去ろうとせず、トビタンの周りをウロウロ。
すり鉢のふちにつかまって、風呂の中のトビタンを観察するような様子も見られました。


そのちょこまかした動きを眺めていると、ふと脳裏をよぎるものがありました。


――――― これ、もしかして、シロタンじゃないのかな?



150520-4.jpg

皆様へのご紹介はまだでしたが、昨年の夏から、
「シロタン」という仮名のカエルが、モクレンの木陰に植わっているシイの木を寝床にしていました。

これは昨年10月初め、体長2cm強のシロタン

同期のつやつやした緑色の子ガエルたちと違い、
白っぽい泥をかぶったような体色でいることが多いので、シロタンと呼ぶようになりました。



150520-5.jpg

こちらは前の写真の約1カ月後、昨年10月末のシロタンです。

首のつけ根にポツッとした膨らみがあること、
両目の下の斑点が濃くて、ニタッと笑ったように見えること、
ふっくらした喉、背中や足の細かな模様など、ユニークな特徴が多いカエルです。

周りのオス連中の鳴き声につられず、常にじっと黙っているので、
シロタンオバタンと同じく、メスではないかと思われます。



150520-6.jpg
「Zzzzz ……… Zzzzz ……… 」


――― 一夜明けて、次の日のベランダ。

カエル風呂や鉢植えを乗せている縁台の端っこに、ちょこんとうずくまる小さな姿を見つけました。

皮膚の膨らみや体の模様が昨年の写真と一致しているので、
これはシロタンと断定してもよさそうですね。

無事に冬越しして、このベランダまで辿り着いてくれたのかと思うと、感慨深いものがあります。



150520-7.jpg
「 …… シロタン? いえ、まだお会いしたことないですけど? 」

うんうん、トビタンならそう言うと思ってたよ。 期待通りのお答えをありがとう。

ちなみに、シロタンのいる場所から斜め上にあるのが、トビタンお気に入りの金のなる木です。
トビタンはこの日も、えらく爽やかな顔つきで、分厚い葉の上に鎮座していました。


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「 おかしーなー。 さっきのアリ、どこに行ったんだろ ……… 」

今まさに育ち盛りのシロタンは、よく食べ、よく水を飲みます。
昼間に何度も風呂に入ったり、餌となる虫を探してベランダを徘徊することもしばしば。


150520-9.jpg
「 いっぱい食べて、いっぱいお風呂に入ったら、今年じゅうに田んぼデビューできるかな? 」

その勢いなら大丈夫!と言いたいような、
心配だからゆっくりでいいよと言いたいような、複雑な気分だなあ……


ここ広島県南東部では、来月初めの田植えに備えて、苗代の周りに水が張られたところです。
アマガエルたちの夜の合唱が少しずつ聞こえ始める中、
紅一点で活躍してきたオバタンに、待望の後輩があらわれました。


――― ようこそ、シロタン。 伸び伸び育ってくれよ。



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狙われたトビタン 待ち伏せ編

06 12, 2015 | シロタン

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うちのベランダにやってくるアマガエルの中で最も小柄なのが、こちらのシロタン

体長2.5cm、昨年生まれたばかりのメスで、
白っぽくなりやすい体の色と、口元の「 ω 」みたいな模様が特徴の、愛嬌のあるカエルです。
( 関連カテゴリ : シロタン )


150612-2.jpg
シロタン(右)はベランダにやってきたばかりの夜、
先輩アマガエルのトビタン(左)が入っている風呂に、一緒につかっていました。

じっと風呂につかったままのトビタンの周りを、
様子をうかがうようにウロウロするシロタンの行動は少々不審な感じで、
「 このちびっ子、トビタンに気があるのかな? 」 などと、冗談で言っていたのですが………


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ちなみにこちらが、ブログをご覧の皆様には既におなじみのトビタン

推定3歳ぐらい、体長3.5cm強の堂々たる体格、きりっと整った目鼻立ちのオスガエル。
シャープなハンサム顔に似合わない間の抜けた行動で、いつも和ませてくれる愛すべき存在です。

ベランダでのトビタンの定位置は、この多肉植物の 「 金のなる木 」
ここ2カ月ぐらい、金のなる木はほぼトビタン専用の寝床になっていました。
( 関連カテゴリ : トビタン )


150612-4.jpg
一方、シロタンの昼間の居場所は、こんな感じの床の上や縁台のすみっこ。

暗くてホコリっぽい端の方にばかりいるので、
新参者だから遠慮しているのかなと心配していたところ―――――


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「 …… お邪魔しまーす…… お留守ですかー?…… 」

5月中のある日、金のなる木の中にうごめく、白っぽい緑色の小さな背中。
一瞬、トビタンかと思いましたが、明らかに大きさが違います。


150612-6.jpg
「 誰もいない…… よし、作戦実行!( キラリ ) 」

シ、シロタン…… そんなとこで何してるの? なんか目つきが怖いんだけど。

どうやらトビタンの留守中に、シロタン金のなる木を探索しているようです。
この日、オスたちは皆、庭のモクレンの木に集結していたらしく、
フェンスの向こうに繁る葉っぱの間から、にぎやかな鳴き声が聞こえていました。


150612-7.jpg
「 くんくん、くんくん…… この葉っぱじゃないみたい 」

匂いで何かわかるのかな。 警察犬みたいだな。 作戦って何か教えてほしいんだな。
なんかこの口調、裸の大将みたいだな。 お、おにぎりが食べたいんだな。


150612-8.jpg
「 あっ、ここだ! ……えーとね、作戦っていうか、占いなんだけど 」

占いぃ!? 何だそりゃ!!

肉厚の枝葉の間を這い回っていたシロタン、一枚の葉っぱにたどり着きました。
ここはトビタンのお気に入りで、彼がよく寝ている場所なんですが―――


150612-9.jpg
「 よいしょ…… 『 6月生まれのアナタは、気になる相手に待ち伏せが効果的 』 なんだって 」

いや、君ら、この辺じゃほとんどが6月生まれなんじゃないの?
何なんだよ、その大ざっぱな占いは。 インチキっぽいなあ。


150612-10.jpg
「 フフ…… フフフ…… トビタンびっくりするかな? 」

うん、びっくりはするだろうね。
彼の性格だと、自分の寝床に誰かいるのに仰天して、慌てて逃げてくと思うな。


――― そんなブログ主の呟きはどこ吹く風、シロタンは葉っぱの真ん中に丸くなって眠り始めました。



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「 シロタン…… トビタンはたしかに見た目はええんやけどなァ…… あの子アホやで?
 まぁ、ええか! それより、来週の 『 オバタンのときめき恋占い 』、どないしょうかな…… 」


やっぱりそうか。 あの怪しげな占いの出どころはここだったか。

金のなる木の鉢の真下、フラワースタンドの筋交い部分に、オバタンが潜んでいました。
( 関連カテゴリ : オバタン )



基本ほのぼの、ちょっぴりホラーな、シロタントビタンの物語。
次回、「 狙われたトビタン お帰りなさい編 」 に続きます。



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狙われたトビタン お帰りなさい編

06 15, 2015 | シロタン

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「 トビタンの留守はアタシが守る! ( キリッ ) 」


前回記事 「 狙われたトビタン 待ち伏せ編 」 に続く第2弾です。

うちのベランダ一のイケメンアマガエル、トビタン(推定3歳・オス)にご執心のシロタン(1歳・メス)。

トビタンが寝床にしている金のなる木を留守にした隙に、
ちゃっかり入り込んで、昼間は毎日そこで寝るようになってしまいました。



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「 …… トビタン…… 早く帰ってこないかな ……… 」


うちの庭に棲むアマガエルたちは、数日ごとに日中の寝床を移動します。

天敵に発見されにくくするための行動ではないかと思うのですが、
トビタンも例に漏れず、ベランダに3日間いたら、次はモクレンの木に4日間という具合です。

シロタンはまだ若いせいか、元々の性格か、行動範囲が非常に狭く、
寝場所の移動も、ベランダ内の限られたスペースにとどまっていますが、
大人のカエルたちは、繁殖期には半月以上も姿が見えないことがよくあります。


さあ、トビタンがいつ帰ってくるかと、私も興味を持って見守っていたのですが ―――



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「 寂しくないもん…… ひとりで大丈夫だもん…… 」

4日たち、5日たっても、トビタンどころか、他のアマガエルたちの影も形も見えません。

先日一緒にいたオバタンも来なくなり、シロタンはたった一匹でベランダに取り残されてしまいました。



150615-4.jpg
「 もう留守番いやァ ―――! 誰か帰ってきてェ ―――!! 」

6日目、心細さのあまり絶叫するシロタン……… ではなく、これは単なる脱皮の瞬間ですが。
いつもポツンと金のなる木にいる姿が、さすがにちょっと可哀想に見えてきました。
( 関連記事 : 「 アマガエルは脱皮して、その皮を食べる? 」 )



――――― そして、7日目の朝。


150615-5.jpg
「 フフ…… フフフ…… ウフフフッ …… ♪ 」

あれっ? シロタン、なんか表情が…… にんまり笑ってる?

今日は何だか元気そうだなと安心しつつ、ふとあたりを見回してみたところ ―――


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「 『 お帰りなさーい!』 って出迎えられて、つい 『 ただいま 』 って答えたけど…… 今のは誰だったんだろう? 」


少し離れた葉の上に、1週間ぶりに戻ってきたトビタンの姿がありました!

――― それにしても、「お帰りなさい」 「ただいま」 なんて会話をしちゃったのか。
もうシロタンの思うツボだね。 揺るぎない既成事実ができてしまったよ。



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「 ハァ…… トビタンを引っ張ってくるのに難儀したわぁ。 あの子ぜんぜん空気読めへんやんか…… 」


2匹がいる鉢植えのすぐ脇に、本件の黒幕と目されるオバタンもうずくまっていました。

さしずめ、今週の「オバタンのときめき恋占い」は ―――
『 とびっきりの笑顔で明るく挨拶して、彼のハートをつかみましょう! 』 ……ってな感じでしょうか。



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「 チビタンさ~ん、その他の皆さ~ん! 僕は今日はベランダにいますからね~!!」

モクレンの木の茂みから響いてきた仲間達の雨鳴きにこたえて、
トビタンがひときわ大きな声で鳴き始めました。

昨年は、フェッフェッフェッと気の抜けたような鳴き声だったトビタンですが、
今シーズンから、ケッケッケッ!という明瞭でボリュームのある声に変わってきています。


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「 いよいよ同居の始まりだネ! トビタンとアタシの名前いれた表札を用意しとかなきゃ…… ウフフフフ…… 」

オス同士のコミュニケーションに必死なトビタンの背中を、
クイッと体をひねったセクシーポーズで見つめつづけるシロタンでした。



ブログ主の予想に反し、とりあえず一定の成果を挙げてしまった、シロタンの留守番大作戦。

今後さらに熱を帯びていくシロタンのアプローチは、
次回 、「忍び寄る白い影編 」 に続きます。



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狙われたトビタン 忍び寄る白い影編

06 18, 2015 | シロタン

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おはよう、トビタン! いつ見てもキリッとイケメンだねえ。
「 ――― おはようございます。 お褒めにあずかり恐縮です 」


うちのベランダの伊達男、アマガエルトビタン(推定3歳・オス)。

シロタン(1歳・メス)が待ち伏せしていた金のなる木に、
一週間ぶりに帰ってきたトビタンですが、またしばらくここに逗留するつもりのようです。
※ シリーズその1 「 狙われたトビタン 待ち伏せ編 」  その2 「 狙われたトビタン お帰りなさい編 」


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「 シロタンですか? 今日は姿が見えませんけど、よく挨拶してくれるんですよ。
 僕のいない間もずっとここにいたとかで…… 彼女、よっぽど金のなる木が好きみたいですね!」


いや、シロタンが好きなのは、金のなる木じゃなくてね ……… ん? ありゃ何だ?


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「 ―――― どうかしましたか? 」

うん、トビタンのななめ後ろに、変なものが見えるんだけど…… 目の錯覚かなあ。
青白くて、じとーっとした目つきの、顔みたいなものが。


150618-4.jpg
「 いやだなあ、おどかさないでくださいよ。 心霊写真じゃあるまいし 」
「 ………………………… 」

ヒイィィィィッ! シッ、シロタン……!! 怖いよ~~~!!!

なんとトビタンの背後から、やけに青白い顔のシロタンがじっとこちらを窺っていました。
カーブした葉っぱに身を半分隠して、まるで ソリ競技のスケルトンの選手のようです。

並々ならぬ執着を感じさせるという意味では、へたな幽霊より、こっちの方が怖いかも?


150618-5.jpg
「 誰かに見られてる気がするとか、背筋がゾクゾクするとか? ――― いえ、特に何も感じませんが 」

うん、そうか。 良かったよ、トビタンが究極のニブチンで。
この分じゃ、シロタンのことは 「 偶然よく顔を合わせる女の子 」 ぐらいの認識なんだろうな。


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「 『 今週のアナタは、黙って側にいてあげることで優しさをアピールできます 』 …… ブツブツ …… 」
「 ――― ハッ! 今、下の方から何か聞こえたような…… もしかして心霊現象!? 」


ちなみに、後ろから見た2匹の位置取りは、こんな感じでした。
( 左下:シロタンのお尻、右上:トビタンの頭 )

――― ふむふむ、今週のオバタン占いはそういう内容か。
でも、「 黙って側にいる 」っていうのは、「 音もなく忍び寄る 」のとは違うと思うけどな。



次回、ついにシロタンが強硬手段に!
「 狙われたトビタン 恋のボディプレス編 」に続きます。



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狙われたトビタン 恋のボディプレス編

06 21, 2015 | シロタン

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「 今週の占いは …… 『 アクシデントを装って、気になるあの人に大接近!』 だったよネ…… 」


怪しげな恋占いを参考に、意中の相手の攻略計画を練りつづけるアマガエルシロタン(1歳・メス)。
本日も新たな作戦をひっさげて、トビタン(推定3歳・オス)の前にあらわれました。

※ シリーズその1 「 狙われたトビタン 待ち伏せ編 」  その2 「 狙われたトビタン お帰りなさい編 」
       その3 「 狙われたトビタン 忍び寄る白い影編 」



150621-2.jpg
「 それから、『 小悪魔的な言動で、彼のハートをノックアウト 』 ね。 ――― よしッ! 」
「 ……… シロタン? そんなに身を乗り出すと、危ないですよ」


いつものように金のなる木で休んでいたトビタンですが、
葉っぱの先に不安定な体勢でつかまっているシロタンが気になるようです。

それにしても、シロタンのあの目つき、ちょっと嫌な予感がするんですが ―――――



150621-3.jpg
「 キャ~~~ッ! 足を滑らせちゃったァ~~ッ  ( ドサッ!) 」
「 ………… グエッ!! く、首が………っ!」

シロタン!?  な、何するんだよ!!


分厚い葉っぱの先端に身を乗り出したシロタン
ぴょんとダイブして着地した先は、なんとトビタンの真上でした。

トビタンの肩から上は、シロタンのむっちりしたお腹の下敷きになり、
プロレス技でいうところの、ダイビング・ボディプレスが決まった状態です。



150621-4.jpg
「 ウフ…… ウフフ…… 足首ひねったみたいで、動けなぁ~い 」
「 だ、大丈夫ですか? 僕、平気ですから、ゆっくり起きていいですよ……( く、苦しい…… )」

シロタン、下手な芝居はやめて、早くどけなさい!
うちのベランダで、そんなハレンチな振る舞いは許しませんよ!


低い姿勢ではいつくばるトビタンの目や耳に、鼻先をくっつけんばかりにのしかかるシロタン
これはいったい ………… 何が行われているんでしょうか?



150621-5.jpg
「 …… よいしょっ。 もうちょっと待ってネ。 あっ、トビタンの肩甲骨、コリコリしてる~! 」
「 ひぃ~~~! くすぐったい!! 」


たっぷり1分以上密着した後、おもむろに起き上がったシロタンは、
名残惜しそうに、トビタンの丸まった背中をペタペタとさわっていました。

……… この辺から笑いの発作がこらえきれず、写真がブレまくりですみません。



150621-6.jpg
「 ……… も、もう、起き上がってもいいですか? 」
「 まぁ~だだよ~~ ♪  まだまだだよ~~ ♪ 」


シロタンはひょいっとジャンプして、トビタンの背中にかぶさっている葉に飛び移りました。
一方のトビタンは、葉っぱに顔がめり込みそうな土下座の姿勢を崩しません。



150621-7.jpg
「 ま、まだですか、シロタン …………… 」
「 まぁ~だだよ~~♪  もうちょっとだけ頑張って~~♪ 」

――― ちょっと、トビタン、その姿勢どうなってんの?


首をめり込ませ、背を丸めて、焼いた餅のように膨らんだトビタンを置き去りにして、
シロタンは枝葉をかいくぐり、ぴょんぴょん飛んで去っていきました。



150621-8.jpg
「 ……シロタン……もう……いいですか………Zzzzz……Zzzzz…… 」

えっ!? もしかして寝てる!?

このダンゴムシみたいな姿勢のまま、トビタンは10分ほど固まっていました。
まさか失神しているわけではないでしょうが ―――――



150621-9.jpg
「 へへへ…… 今日の作戦も大成功だったネ!」

あれで成功なの? 本当に?
「 ノックアウト 」 とか 「 小悪魔 」 とか、言葉の意味をストレートに受け取りすぎてない?


金のなる木から下りて、晴れ晴れとした様子で風呂にやってきたシロタン
さっきのショッキングな映像が脳裏に焼き付いて、なんだか目を合わせづらいです。



150621-10.jpg
「 ……………… え? 今、何やってたんだっけ?」

うん、何もなかった。 なーんもなかった。 思い出さない方が身のためだよ。


10分近く経過した後、トビタンはハッと顔を上げました。
葉から半分ずり落ちて呆然とした様子が、気の毒やら、おかしいやら。



――― 小悪魔どころか、魔王のようなシロタンの攻撃に翻弄され、KO寸前のトビタン
この2匹の関係は、はたしてどうなっていくのでしょうか?

シロタントビタンの物語、ここでしばらく他の更新を挟んで、
後日、「 押してもダメなら 」 編に続きます。




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