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ケロンボ

Author:ケロンボ
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樹の上に住むアマガエル

07 09, 2014 | アマガエルの生態

tree12.jpg
アマガエルの英語名をご存じですか?

雨蛙というぐらいだから、Rain Frog? それとも、Water Frog


正解は、Japanese Tree Frog


日本列島を中心に分布する、樹木の上で生活するカエルを意味するそうです。



tree13.jpg
昔から、庭のモクレンの葉にアマガエルが何匹も乗っているのを見て、

なんで木に登っているんだろう?と不思議に思っていたのですが、

その生態を調べてみて、そこに住んでるんだから当然なんだ…と納得しました。



tree15.jpg
アマガエルという名前は、湿度が高くなると、
雨鳴き(Rain Call)という鳴き方をすることから来ているそうです。

繁殖期に田んぼに集まる以外は、
川や池などの自然の水場には近づきたがらず、泳ぎも下手とのこと。



tree11
モクレンの木の中にいるアマガエルたちは、

晴れの日には、葉や枝の上でくつろいでいます。



tree1.jpg
雨が降り出すと、盛んに鳴いて、活動的になります。
カエルは皮膚呼吸をしているので、肌が湿ると、酸素を取り込みやすくなるようです。

枝から枝に飛び移り、葉のふちから身を乗り出し、
雨宿りに来る羽虫などのエサを探しています。



tree4.jpg
モクレンの木からベランダに渡ってくるカエルたちも、
移動の時は、床を歩いたりせず、高いところから高いところへ飛び移ります。

たとえば、これはガーデンライトの上で休憩中のオジタンですが……



tree5.jpg
ほとんど準備動作なしで、30cmほど離れたチェリーセージの枝に飛び移りました。



tree7.jpg
そこからアルミフェンスの柱に張りついて……



tree8.jpg
一段上のスタンドに乗せてある、ソテツの鉢に着地しました。
メタボな腹からは想像できない、アクロバティックな身のこなしです。


高いところ、高いところを探して、飛び移っていく姿を見ていると、
子どもの頃に遊んだ「たかたかぼうや」(高鬼)を思い出します。



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ネコとカエルの香箱(こうばこ)座り

08 12, 2014 | アマガエルの生態

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地元の観光スポット「鞆の浦」を散歩すると、たくさんの野良猫に出会います。

猫たちの仕草を見ていると、なんとなく、
「庭のアマガエルたちに似ているな」 という気がしてきました。

その「似ている感」の正体は、体を丸め、手足を縮めた、独特の座り方にあるようです。

ネットで検索してみたところ、
やはり「猫と蛙の座り方が似ている」という意見がたくさん見受けられました。



cat12.jpg
※フリー画像サイト「足成」さんより

これは、香箱(こうばこ)座り箱座りなどと呼ばれる座り方で、
ネコ科の動物特有のものだそうです。

今回撮った猫の写真には、典型的なポーズがなかったので、フリー画像サイトで拝借してきました。

全体のシルエットが、お香を入れる香箱(丸みのある塗り箱)に似ているため、
そう呼ばれるようになったとのこと。

ちなみに英語圏では、スライスする前の食パンの塊(loaf)になぞらえて、
キャットローフ(catloaf)と呼ぶそうです。
日本語でいうと、「食パン座り」という感じでしょうか。



cat10.jpg
※フリー画像サイト「足成」さんより

香箱座りは、ただ単にしゃがんでいるのではなく、
前足の先を内側に向けて折り込んでいるのが特徴です。

瞬時に逃げる体勢をとりにくいので、
リラックス・安心している時に多く見られる座り方のようです。
人間があぐらをかくようなものかもしれません。



cat7.jpg
そして、こちらがアマガエルの香箱座り
モデルは、癒やし系オヤジオジタンです。

前足の先を内側にきちんと折り込んでいるのも、ぴったり同じですね。

ネコとアマガエルという、全く別種の生き物が、
ここまで似た座り方をするのも不思議な感じがします。



cat8.jpg
では、この座り方がネコと同じように、リラックス・安心をあらわすのかというと、
アマガエルの場合は、全く別の理由があります。

カエルの皮膚は乾燥に弱く、いわば粘膜がむき出しの状態です。

したがって、手足を体の下にしまい込み、背中を丸めて、
外気に触れる肌の面積をなるべく小さくして、体を乾燥から守る必要があるのです。

ちなみに、こちらのモデルは「ベランダの新人」トビタン



cat9.jpg
これは今年生まれの小さなアマガエル(体長2cmほど)ですが、
しっぽが取れて、カエルの形になった直後から、皆この猫座りをマスターしています。

水辺に棲むトノサマガエルやウシガエルなどに比べれば、
生活圏が木の上であるアマガエルは、まだ乾燥に耐えられる方ではあります。



cat4.jpg
ネコの香箱座りが崩れて、だら~んとしてくると、
こんな感じのポーズになりますが……

これはこれで可愛いですよね。



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アマガエルが乾燥に負けて、しんどくなってくると、
やっぱり似たようなポーズになります。

こっちの場合は、「えっ、死んでるの!?」とドキドキしてしまいます。

実はこのモデルは、先ほどニッコリ微笑んでいたオジタンです。
別の蛙にしか見えない、この変貌ぶり……乾燥って怖い。



cat3.jpg
このたびは、港町でくつろぐネコたちの姿に、面白い発見をさせられました。

自分はカエル目線なので、「ネコの座り方は、カエルに似ている」と思ってしまいますが、
どっちかというと、「カエルの座り方はネコみたい」というのが一般的なんでしょうね。




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アマガエルの毒の成分は?

08 18, 2014 | アマガエルの生態

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アマガエルの皮膚には毒があるという話を聞いて、
なんだか怖い、気持ち悪いというイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

逆に、そんな話は聞いたことがない、
子どもの頃にさんざん触って遊んだけど何ともなかった、
ヒキガエルや、外国産のヤドクガエルなんかと間違えてるんじゃないの?
と疑問に感じている方もおられると思います。


2014/08/13 チビタン  (チビタンってどんなカエル?)
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アマガエルに毒があるというのは本当なのか?

あるなら、その成分は何か、強さはどの程度なのか?


疑問を持って調べてみたところ―――


ネット上には、たしかに「アマガエルには毒がある」という情報があふれていました。
ただ、その情報ソースが見当たらないのです。

これだけ注意が呼びかけられているので、毒性が全くないとは思えません。
なのに、その成分がよくわからないってことがあるんでしょうか?


2014/08/03 トビタン  (トビタンってどんなカエル?)
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さらに色々と調べてみると、面白いことがわかってきました。


アマガエルを初め、カエルやイモリなどの両生類は、
その体内に、微生物から身を守るための抗菌剤のような物質を豊富に持っているそうです。

細菌やウイルスが繁殖しやすいジメジメした環境で、
やわらかい粘膜むき出しの体で生活しているわけですから、
殺菌や害虫よけのための手段が必要になるのは当然ですよね。


この抗菌物質は、抗菌(抗微生物)ペプチド抗菌性ヒストンなどといったタンパク質で、
耐性菌をつくりにくい抗菌剤として、現在、大変注目されています。


2014/8/05 オバタン  (オバタンってどんなカエル?)
poison6.jpg
東邦大学理学部生物学科の岩室祥一教授らの研究によると、
ニホンアマガエルの場合は、ヒストンH4というタンパク質がそれに当たるようです。

ヒストンH4は、通常の状態では、細胞核や細胞膜の中にあって、
生物の生命維持や生殖に不可欠な働きをしています。

これが刺激等によって、体外に分泌されると、
体に侵入しようとする微生物の細胞膜を溶かす働きを持つとのことです。


……ちょっと難しい話なので、私も理解できているかどうか怪しいのですが、
興味を持たれた方は、
東邦大学理学部 生物学科 生体調節学研究室のホームページや、
「抗菌性ヒストンを追いかけろ!」という記事などをお読みになると、
より詳細で正確な情報が得られると思います。


2014/07/29 ポチタン (ポチタンってどんなカエル?)
poison4.jpg
―――ということで、話を元に戻すと……

一般にいうアマガエルの毒は、この抗菌性のタンパク質を指していると思われます。

だとすると、神経や筋肉に直接働きかけて、生命に危険を及ぼすような強い毒ではないでしょう。
微生物ではない人間が触れても、大した影響があるとは思えません。


ただ、この物質には、細胞を溶かす働きがあることは確かです。
目や口の中などの粘膜、それから傷口のような、
細胞がむき出しになっているところに触れれば、非常に痛いでしょうし、
炎症を起こすこともあるでしょう。


2014/07/25 チビタン
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なので、

・アマガエルに傷のある手で触らない
・触れた手で目をこすらない
・口に入れたりしない
・触った後は入念に手洗いする


以上のことを心がければ、全く怖がる必要はないと思います。


ただ、触られる方の気持ちも考えれば、むやみに触らないのがお互いのためですよね。



※この記事は、アマガエルが持つ毒性物質・抗菌成分についてのものです。
 他の種類のカエルにも当てはまる内容ではありませんので、何とぞご了承ください。




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アマガエルの糞ってどんなもの?

08 22, 2014 | アマガエルの生態

今回は、アマガエルの糞・排泄物についてご紹介します。
要するに、ウンコのことですね。


アマガエルの排便は、餌の摂取量や体調によって様々ですが、
睡眠から目覚めて、活動を始める直前に行われることが多いです。

アマガエルは夜行性なので、夏場だと17~19時ぐらい。
天気が悪くて薄暗いと、1時間ほど早まる傾向があります。
個体によっては、夜間に動き回りながら糞をするカエルもいます。


この少々デリケートなお題のモデルになってくれるのは、アマガエルのオバタンです。

オバタンがうちのベランダに上がってくるようになって、今年で3年目。
庭で初めて見かけてからは5年ぐらいたつので、
5歳以上と推定される、大柄なメスのアマガエルです。


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「あっどうも~ オバタンです~ お先に始めさせてもうてます~」

えっ、ちょっ、もう始まってんの!?


いきなりですが、これがアマガエルの典型的な排便ポーズです。

後ろ足に力を入れて踏ん張って、お尻を低くし、
背中を真っ直ぐ、もしくはそらし気味にします。

何だかバッタみたいな姿勢だなあ、といつも思いますが……

アマガエルがこういう体勢をとっていたら、しばらく観察してみると、
排泄シーンが見られるかもしれません。



unko2.jpg
「待っててや~  すごいの見せたるで~」

いや、普通のでいいので、お願いします。


糞の先が出てきているところが、総排出口(そうはいしゅつこう)

人間でいう肛門ですが、アマガエルの場合は、
この穴で、排便・排尿・産卵(オスは精子の放出)をすべて行います。

ちなみに、オバタンが関西弁なのは、ブログ主の勝手なイメージです。



unko3.jpg
「……あ……ちょっと……頑張りすぎたかも……」

えっ!? そのウンコ、でかすぎない?


アマガエルの糞は、濃い茶色~黒で、
消化しきれなかった餌(虫)の残骸のかたまりです。

大きさは、通常5mm~1cm程度なのですが……
今回のこのブツは、規格外の大物のニオイがします(実際は臭いません)。



unko4.jpg
「あかん、体勢が……どないしょう……」

どんだけでかいの、そのウンコ! いつまでする気!?


排便開始から完全に脱糞するまでは、通常1~2分ですが、
ここまでで既に2分以上経過しています。



unko5.jpg
「前に……前に出るしかない……!」

オバタンは自分のウンコに押し出されるように前進。
ようやくブツの全体像が見えてきました。



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「ハア、ハア、こちらソユーズ……補助ロケット切り離し成功……どうぞ…」

こちら管制センター、了解です……っていうか、
そんなでっかいロケット発射して、本体に異常はないの!?

まさに打ち上げロケットみたいな、この巨大ウンコの長さは、約2cm。
体長4.5cmのオバタンと比較すると、その大きさがおわかりいただけると思います。



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糞の右上あたりに、未消化の昆虫の翅のようなものが見えます。

形状はノーマルなロケット型(一方が少しとがった円柱)ですが、
とにかく大きさがアブノーマルです。
モデルに任命されて、張り切りすぎたのでしょうか……

今回オバタンが排泄にかかった時間は3分半。
ウンコが大きいと、それだけ時間もかかることがわかりました。


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ちなみに、これは以前、別のアマガエルのオジタンが、モクレンの葉の上にしたウンコ。

餌となった虫の原型がかなり残っていますが、長さ約1cm、標準的サイズです。

アマガエルの糞は、乾燥するとカチカチに硬くなり、
雨が降っても流れにくく、何日もそこに残っています。


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「あ~~ 張り切りすぎて、えらい目におうたわ~」

オバタンは、生みたてほやほやのウンコの隣で、しばし休息をとり……



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「まだちょっと明るいけど、体も軽うなったし、行ってきまぁ~す」


フェンスの上をピョンピョン飛んで、今日の獲物を探すべく、
庭のモクレンの葉っぱの海にダイブしていきました。



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アマガエルは脱皮して、その皮を食べる?

12 11, 2014 | アマガエルの生態

オフシーズンの更新第1弾は、アマガエルの脱皮についてです。

カエル好きで、その生態に詳しい方々には当然の知識かもしれませんが、
「アマガエルが脱皮する」、しかも「その皮を食べる」と聞くと、
普通の人は、きっと驚くのではないかと思います。


カエルやイモリなどの両生類は、脱皮を行い、
脱いだ皮膚を自分で食べてしまうという特徴を持っています。

脱皮によって成長する昆虫やエビ・カニなどの節足動物とは違い、
両生類の脱皮は成長とは無関係で、また頻繁に行われます。


両生類は皮膚呼吸をしていますが、
古くなって角質化した皮膚は、酸素の透過性が悪くなります。
したがって、頻繁に脱皮し、皮膚を更新することで、
常にやわらかい、呼吸しやすい肌の状態を保っているんですね。


このたびモデル画像を撮らせてくれたのは、「アマガエルの糞」 の回に引き続き、
体長4.5cmの巨体を誇るメスのアマガエル、オバタンです。
(参照:「アマガエルの糞ってどんなもの?」)

オバタンがうちのベランダ周辺をねぐらにし始めて、はや5年。
現在は庭のどこかで冬眠中なので、以下は今年7月に撮影した写真です。



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「…………オバタンのスリム&ビューティー ヨガ教室へおいでやす~
 きょうは美容に効果的でスムーズな皮の脱ぎ方&食べ方をご覧にいれたるでェ……」



おっと、既に準備動作が始まっているようですね。

脱皮前のアマガエルは、体をやや低くして、じっと一所にうずくまります。
この時、皮膚の表面がロウを塗ったようにテカテカしてくることが多いのですが、
普段とあまり変化のないまま脱皮を始める場合もあります。

脱皮の時間帯は午後がほとんどで、15時以降が多いです。
夏場ベランダで寝ているアマガエルたちに良くあるパターンは、
15~17時ぐらいに脱皮した後、30分ぐらい休んで排便し、
それから入浴(水分補給)して、暗くなってから餌取りに出かけるという感じです。



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「ハイッ、まずは『 怒れる猫のポーズ』 から!
 腕を突っ張り、背中を丸めて息を吸い、腹を思いっきりふくらまして、 フーーーッ!!」



脱皮の初期段階に見られる、特徴的なこのポーズ。

手足を縮めた体勢でうずくまり、皮膚をある程度渇かしておいてから、
一気に前足を伸ばし、背中を高く丸めることで、
皮膚を前後・上下方向に強く引っ張り、表皮に亀裂を入れているようです。

※ 追記 体が水に濡れた状態で脱皮を始めるアマガエルもいるので、
       皮膚表面の乾燥については、脱皮のしやすさに関係がなさそうです。



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「尻のへんから、ベリッと皮が破れる感じがしたら、すかさず口を軽くあけてや~」

脱皮ではがれる皮膚は、とても薄くて見えにくいのですが、
背中の盛り上がりの後ろや口の端あたりに、透明なラップのような皮膚のたるみが確認できます。



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「ほっぺの周りにたるんだ皮を、すかさず口の端でくわえて、『 獲物をねらう猫のポーズ』 や!
 尻は浮かせ気味で、体を左右にくねらして、挑発的な女豹みたいな感じで!」


猫? 女豹? ……「 もじもじする雌牛」 にしか見えないんだけど……


アマガエルの脱皮の周期は、個体や環境によって様々らしいのですが、
私が観察した限りでは、気温が高い時期ほど頻繁で、
真夏にベランダで見かけるアマガエルたちは、ほぼ毎日脱皮していました。
気温の低下とともに、2~3日に一度、1週間に一度、半月に一度と、
目撃頻度が下がっていくので、代謝の度合いによるのだと思います。



141211-5.jpg
「 続いて、『 ティッシュを口で引き抜く猫のポーズ』ね!
 クネクネは継続しつつ、首を左右に振って、皮をぐいっと引き抜く感じで飲み込んでや~」


次も猫? ティッシュを引き抜くとか、無理やりっぽくない?


それはともかく、この写真、脇腹から口元に向かって皮が引っ張られる様子がよくわかりますね。


両生類が脱皮した皮を食べる理由については、
研究例がほとんどないそうなのですが、大きく分けて2つの仮説があるようです。

まず1つ目は、「生存に必要な栄養素を確保するため」

もし頻繁に脱皮して、その皮を体外に捨てるとなると、
その分の栄養素・カロリーを、毎日の食餌で補給しなければなりません。
もちろん脱皮以外にも、日常生活や繁殖活動を行うわけですから、
一体どれだけ食べればいいんだ! ということになってしまいます。
そこで、脱皮した皮膚をその都度食べて、
栄養失調を防いでいるのではないかということです。



141211-6.jpg
「ハイ、お次は 『 毛玉を吐き出す猫のポーズ』!
 口を大きく開けると、皮がズルッと動いて、スムーズに飲み込めるで~ カーーーーーッ!!」


また猫か…… どうせ次もなんだろうな……


両生類が脱皮した皮を食べる理由について、
2つ目の仮説は、「天敵から自分の痕跡を隠すため」だそうです。

脱皮した皮を残しておくと、カエルを捕食するヘビ等に居場所を知られるので、
証拠隠滅のために食べてしまうというのですが―――

こちらについては、ちょっと同意しかねる部分があるんですよね。
なぜなら、彼らは自分の居場所の周りで、平気で糞をするからです。
アマガエルの糞は体格の割に大きくて目立ち、ちょっとやそっとの雨では流れません。
乾燥するとカチカチに硬くなり、1カ月以上も原型を保っていることもしばしばです。
脱皮の痕跡を隠す用心深さがあるなら、先にこっちを何とかしそうなもんじゃないかと。



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「皮を飲み込むときは、『 ゴクリ……と生つばを飲む錨のポーズ』 やね!
 ………………ゴクリ…………」


やっぱり猫か――― って、え? よく見ると、猫じゃなくて、い、錨(いかり)? 意味がわからない!


ちなみに、両生類の脱皮と、その皮を食べる理由については、
Ask a Naturalist.com という英語サイトで勉強させていただきました。
生物に関する素朴な疑問に、生物学者の方が直接回答してくれるQ&Aサイトです。

「なぜカエルやおたまじゃくしは脱皮した皮を食べるのか?」
Why do frogs and toads eat their shed skin?

飲み物は何にするか聞かれて、
「アイ・アム・ア・コーヒー」と答えるハイレベルな語学力を持つ私ですから、
この程度の英語であれば、お茶の子さいさい、ちょちょいのちょいです。
いや~、Google翻訳って、本当に便利なもんですね!



141211-8.jpg
「あとは適当に、『 ティッシュ』 と『 毛玉』 と『 生つば』 を繰り返してや! カーーーーッ!!」

ティッシュと毛玉と生つば…… とても美容にいいポーズの名前とは思えない……


脱皮中のアマガエルは、目玉をぴょこぴょこ引っ込めて、
皮をスムーズに滑らせたり、飲んだ皮を喉の奥に押し込んだりしています。



141211-9.jpg
「口の端から飲み込む皮がなくなったら、脱皮終了やね(キリッ)
 ウチは手をほとんど使わへんけど、チビタンは『 顔を洗う猫のポーズ 』で、ちゃちゃっと手早く済ませるねん。
 あれはあれで、男らしゅうてカッコエエね!」


チビタンの脱皮は、確かに両手でわしゃわしゃーっとせっかちな感じだけど、
あれはアマガエル的にカッコイイんだ? へえー。


脱皮開始から終了までの時間は、平均して約5分
ひたすら口で皮を引っ張るオバタンに対し、
チビタンは、前足で皮をたぐり寄せるような動作を頻繁に行って、3分程度で終了します。

チビタンの脱皮については短い動画があるので、次回ご紹介してみたいと思います。



141211-10.jpg
「……なあ、こんなんでエエのん? 今回、文字ばっかりで、絵ヅラ的にあんまり面白うないやん」

ああっ、オバタン、そんな身もふたもないことを………!
いいんだよ、説明記事なんだから、面白くなくても、わかりやすければ。

「脱皮写真なら、アレがあるやん。 ホラ、あの雨の日のアクロバットなやつ」

あれはオバタンが張り切りすぎて、ノーマルな脱皮の見本写真から逸脱しちゃったんだよ。
でも、お蔵入りには惜しいお宝画像だから、また近々公開させてもらおうかな。



―――ということで、チビタンの動画と、オバタンの脱皮(オーバーアクション編)に続きます。
( チビタンの脱皮 : 「 アマガエルの脱皮動画 その1 」)




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